2016年08月30日
先輩保育士をイライラさせてる?困った後輩の特徴を知って関係を改善しよう
毎日子ども達の笑顔に囲まれて、楽しく生活できる・・・と夢見て保育士になった方も多くいると思います。ですが、実際に「仕事」として保育士をしていると、子どもだけを相手にしているわけにもいきません。
先輩や後輩、保護者達との良好な人間関係も長く働くためには重要になってきます。職場、とりわけ一緒に働く保育士たちとの関係を良好に保つ秘訣は何なのでしょうか。
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目次
保育士としてこんな人は困る!と思われる人の特徴
保育士に限ったことではありませんが、職場の「和」や「輪」を乱しやすい人の特徴をみていきましょう。
ネガティブな発言・行動が多い
子どもに向かっている時は前向きな発言が多くても、大人同士の会話になった途端、人の悪口や仕事に対する不満、自分のネガティブ思考について話してしまう人は、周りの人をウンザリとさせてしまいます。
また、「私なんてダメだから、保育士を辞めたい」や「保育士に向いていない」という後ろ向きの発言もしない方がいいでしょう。そういった発言を繰り返していると「この人はすぐに辞めてしまう」「やる気がない」と見られてしまいます。
人に嫉妬してしまう
同じ時期に職場に入った人にやたらと対抗心を表してしまうのは、マイナスです。単なる「負けず嫌い」という見方もできますが、同期や同僚の先生に対して嫉妬心を見せたり、「私の方ができます」という態度をとるのは好ましくありません。
人に甘えてばかり
職場での勤務年数が少ないと、つい先輩にアドバイスを求めることが増えます。ですが、いつまで経っても「聞けば教えてもらえる」という考えでいることは間違いです。
また、「指示を待ってばかり」という姿勢も甘えの一つに見られます。その場の雰囲気や状況に応じて、先輩保育士の必要としている手助けがあれば手を差し伸べるようにしましょう。
誰かと話す時は体を向ける
子どもたちの相手をしながら、保育士同士のコミュニケーションを取っていると、つい体は違う方を向きながら「はい」と返事をしたりしがちです。ですが、意思疎通をしっかりと行うためには体を相手に向けて話をする・聞くことが大切です。
これは、同僚など大人に対する時だけでなく子どもを相手にしているときにも大切なポイントになります。
相手によって態度を変えない
上司・目上の人に対しては敬語を使うことはもちろん大切ですが、あからさまに態度を変えてしまっていると、まわりの反感をかってしまいます。
具体的には、園長や怖い先生にはいい顔ばかりしたり、外部から来る体操や英語の先生に親しげに話したり、というのが挙げられます。
自分では意外と無意識のうちにやっていることがありますので、万が一そういったことを注意してくれる人がいたら、忠告は素直に聞き入れるようにしましょう。
子どもにとっては、全員が「先生」だということ
保育士同士に何らかの確執や行き違いがあっても、園に通っている子どもや保護者にとってはみんなが「先生」であることに変わりはありません。
頼りにされているということを忘れずに、同僚の先生や職員ともいい関係を築いていけるようにしましょう。
同僚の先生の中で「あの態度は嫌だな」と思うことがあれば、自分も同じようなことをしないように気をつけ、後輩の保育士で気になることがあれば、それとなく伝えてあげられるようになることが理想です。
園では子ども達だけでなく先生も笑顔で生活できることが一番ですから、上手にコミュニケーションをとれるように努力してみるのもいいでしょう。
自分がほんの少し変わるだけで、まわりの態度が変わることもあります。無理のない範囲で、保育士同士の関係が改善できるといいですね。