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2016年03月02日

保育士の給料は?月収・年収の平均が気になる!

保育士の給料は?月収・年収の平均が気になる!

保育士は子供たちの心身の成長を見守る、非常にやりがいのある仕事です。しかし、やりがいというのはお金になりません。残念なことではありますが、人間が生きていくのにはお金、給料が必要になってくるのです。そんな保育士の給料について、平均なども交えながら解説していきましょう。

保育士の平均月収は?

保育士の平均月給は厚生労働省による調査結果があるので、それを参考にしてみましょう。この発表によると保育士の平均月給は216,100円となっています。これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人によって変わってきますが、全国的な平均月収から見れば少な目。しかも、これは保育士全体の平均だという部分にも注目しなければなりません。というのも、あくまでもこの数字は全体の平均。いわばベテラン保育士も交えての平均月収なのです。そのため、当然ながら新人保育士はもっと低め。

環境にもよるとは思いますが、おおよそ初任給は15万程度が相場となっています。場合によっては10万程度という辛い保育園もあり、保育士の給与が安め、と言われる理由がよく分かるでしょう。ちなみに、平均月収を割り出す際に発表された、保育士の平均年齢は35歳ほど。このくらいの歳になれば22万程度の月収が期待できるというわけです。

保育士の平均年収は?

保育士の平均年収。これについても先ほどのデータで発表されており、平均で3,167,000円となっています。こちらも全国的な平均と比べてしまうと、やはり少な目と言えるでしょう。ここで、平均月収×12ヶ月分と数字が違うと思われるかもしれませんが、保育士にも賞与、いわゆるボーナスはきちんと支給されます。その平均が573,800円、おそらく大半の保育園は夏と冬に分けて支給するはずなので、半額にして286,900円です。

ボーナスを含めて300万ほどの年収があるので、周りと比べれば多少低いかもしれませんが、おそらく贅沢な生活をしなければお金に困ることはないでしょう。ちなみに、給料は社員の数に比例して増えていくことが多いようで、1000人規模になる大きな会社の場合、やはり給料も高めに設定されています。ですので、どうしても給料が低すぎると思った場合は、そういった大型の会社が運営する職場に転職することも考えてみましょう。もちろん、全てが高給料ではないので、事前に確認しておいてください。

保育士の給与が上昇中?

安い安いと言われる保育士の給料ですが、深刻な待機児童の問題から給料の見直しが行われています。既にその見直しは実行されており、現在は少し前と比べて給料が5%上がったようです。その5%のうち2%が公務員給与のアップによるもの、そして残りが「子ども・子育て支援新制度」によるものとなっています。これによって平均月収、年収はこれからも上昇していくと考えられ、少しすれば保育士の給料が安いというイメージも払拭されるかもしれません。

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実質の給料が上がることも?

上記の給料アップに加え、保育士の現状を見直すために待遇改善も実施されています。たとえば千代田区では保育士1人に対して月額最大2万円もの補助が出るという制度を始めたのです。他にも世田谷区や横浜市では家賃を上限付きで補助したり、様々な取り組みによって実質の給料が少しずつ上昇しています。

これは勤務先によって差が出てしまうものですが、保育士不足の現状を考えれば、何処の市や区も積極的に取り組むはずです。少しずつではあるものの、保育士の待遇改善も進められているので、給与の低さから保育士を辞めてしまおうかと考える方はもう少しだけ我慢してみてください。そうすればきっと、あの時辞めなくて良かった、なんて思える日がくることでしょう。

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