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2016年05月23日

病気やうつなどの転職理由は答えていいの?保育士面接のときの伝え方のコツ

保育士面接

保育の現場には子供とのかかわりだけでなはく、同僚の先生や上司・保護者などのかかわりもありいろいろなストレスがあります。それらのことによって、体調が悪くなったりうつになったりして、退職を余儀なくされる方も増えてきました。

体調が戻って「保育の現場に復帰したい!」と思った時、「前職をやめた理由」は正直に話すほうがいいのでしょうか?どのように伝えれば、自分にとって不利になることなく相手に理解してもらえるのか、についてまとめました。

病気・うつの詳しい理由を話す義務はない

採用の面接時、どこまで個人的なことを聞いていいのか・話していいのかというのは、採用する側・される側にとって難しい部分があります。個人の病気というのは個人的な情報に含まれるため、どこまで踏み込むべきか・聞かれても答える必要があるのかどうかという線引きが難しいのです。

ですが、職場によっては個人情報の扱いについて、細かなルールを決め「体調などについては本人に聞いても、第三者にはデータを開示しない」などと決めている職場もありますので、事前にリサーチしておくといいでしょう。面接を受けている時点での体調・治療の進み具合によっては、先方に話しておいた方がいい場合もありますので、注意が必要です。

病歴は伝えるべきか否か

新たな職場の面接を受けている際の体調に、特に問題がないのであれば先方に病歴を伝える必要はありません。ですが、万が一再発を考えて「話しておいた方がいい」と考えるのであれば、現時点では問題がないことを説明したり、病気が完治したことを示す診断書などを提出するといいでしょう。ただし、職場によっては過去の病歴を理由に採用が不利になってしまう可能性がゼロではないことを考えておく必要があります。

また、仕事をすることに問題はないけれども治療はまだ受けている、という場合には事前に先方に病歴・病状を伝えておくことが必要と思われます。勤務中に薬を飲む必要があったり、勤務時間を調節してもらう必要がある場合は特に気をつけましょう。

前職を退職した際に体調などを崩したけれど、診断を受けていないような場合は特に理由を告げる必要はありません。ただ、残業や持ち帰りの仕事が多すぎて体力が持たなかったというような正当な理由がある場合は、新たな職場ではどのような働き方を希望するのかを伝えておくことも大切です。

大切なことは「長く働けるかどうか」

前職の勤務期間の長い・短いに関わらず、新しい職場で採用を考えている方は「この人に長く働いて欲しい」と思って採用者を決めます。ですから、新しい職場に採用されてから短期間のうちにまた体調が悪化してしまうようなことがあると、迷惑をかけることになってしまいます。自分の都合だけでなく採用する側の立場になって、自分の病状や前職の退職理由を伝えるかどうかを考えるのもいいでしょう。

保育の現場は、「待機児童がいる」と言われているほどですから定員一杯まで児童を預かっていることが考えられます。人手に余裕がなければ保育士に負担がかかることも考えられますから、労働条件をしっかりと確認しておく必要があります。

自分がその職場で「長く働くことができるかどうか」を良く考えて、面接でアピールをするようにしましょう。決して「無理できる保育士」が「いい保育士」ではありません。いつも笑顔で子供たちに接することができるくらい余裕を持って働けるよう、心がけましょう。

もし、フルタイムでの復帰が無理そうであれば、短時間勤務やパート勤務の保育士も募集しています。体調がよい状態で長く勤められる職場を上手に探すことも考えてみましょう。仕事を続けながら体調を万全にすることもポイントの一つです。

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