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2016年05月26日

施設保育士の仕事内容はどんな特徴がある?魅力やなり方、資格について

遊具

保育士、という仕事は赤ちゃんから小学校に入るまでの子どもたちの保育をする仕事、というイメージが大きいと思います。確かに、保育園に勤める保育士は0~6歳の子どもを相手に仕事をしますが、「施設保育士」は少し違います。施設保育士の仕事内容や、相手にする子どもたちの特徴・必要となる資格などについて詳しくみていきましょう。

保育園以外の施設で働く保育士が「施設保育士」

国家試験に合格したり、厚生労働省が指定した施設・学校を卒業すると手に入れることができる「保育士資格」。その資格を持って、保育所に勤めると「保育士」となりますが、同じ「保育士資格」を持っていても就職先が保育所にはならない場合があります。乳児院・児童養護施設・知的障がい児通所施設といった児童福祉施設や、助産施設で働く保育士さんを「施設保育士」と呼びます。

近年はニュースなどでも児童虐待や育児放棄される子どもたちの問題が取り上げられています。そのような状況に陥ったり、家庭の経済的な理由で児童福祉施設に入所する子どもたちのケアをしながら、生活・自立のサポートをするのが主な仕事となります。児童福祉施設に入所できる子どもの年齢は満18歳と決められているので、施設保育士としてケアする子どもたちの年齢も0歳~18歳になります。

子どもが小さなうちは予防接種や検診の受診、離乳食を考えたり、衣料品など身の回りの品を買いに行ったり、と「保育者」としてだけでなく「保護者」のような役割も大きくなります。子どもたちの生活に密着している分、子どもとは親密な関係になります。看護師・児童指導員などとの連携もありますので一人で全てを抱えるわけではありません。

「施設保育士」の魅力とは?

児童福祉施設に入所している子どもたちは、個々に特殊な事情を抱えています。そのような子どもたちと関わることになる「施設保育士」の仕事には大きな魅力があります。

子どもたちから信頼される

施設保育士となって子どもたちと接し始めても、なかなか心を開いてもらえないことがあります。ですが、日々の生活の中でお互いの信頼関係を築いて距離が縮まり、信頼をしてくれるようになると保育士として大きな喜びを感じることができます。

子どもたちの成長を長く見守ることができる

福祉施設に入所できる子供の年齢が18歳までなので、保育所よりも子どもたちの成長を長く見守ることができます。立派に成長していく子どもたちの姿を見ていると、やりがいを感じることができます。

自分自身の成長につながる

保育士として、子どもたちの成長を見守っているつもりでも、実は保育士の側が成長をさせてもらっていると感じる場面が多々出てきます。支援・保育を通じて、子どもたちから多くのことを学ぶことができ自分自身の成長へとつなげることができます。

「施設保育士」になるためにはどうすればいい?

基本的に、施設保育士になるために必要な資格は「保育士資格」となります。新卒者として就職する際には、「保育士資格」のみでも就職することが容易かもしれません。

必須ではないものの、勤務する職場(施設)によっては、あると便利な資格があります。それが、

  • 社会福祉士
  • 児童指導員任用資格
  • 保健児童ソーシャルワーカー
  • 幼児安全法支援員
  • 社会福祉主事任用資格
  • 上級救命技能検定

などです。

他にも、福祉・医療関連資格、心理学やカウンセリング・生活指導に関係する資格があると役立つ場面が多くなります。

保育士資格を取得する上で、「施設保育士」を目指すのであれば自分が就職したい施設に向いた資格を取っておくと就職に有利に働きます。もちろん、働きながら知識を得て資格を取得することも可能です。

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