1. HOME
  2. 保育士求人サイト比較ランキング保育士の転職保育コンシェルジュの仕事内容とメリット・デメリット!保育士の新しい働き方

2016年06月22日

保育コンシェルジュの仕事内容とメリット・デメリット!保育士の新しい働き方

保育コンシェルジュ

年々ニーズの高まる保育士ですが、保育園で実際に子供とふれあう仕事のほかにも、資格を生かして働ける仕事がいろいろあります。今回は、新しい働き方として注目される、「保育コンシェルジュ」の仕事について見てみましょう。

保育コンシェルジュってどんな仕事?

保育コンシェルジュは、保育園などで子供の世話をする仕事と比べると、主に事務仕事が中心になる仕事です。子供を保育園に預けたい保護者の相談を受けて、それぞれの人の需要に応える情報提供を行いながら、保育園と保護者の間に入って、ベストな保育環境を作るために働きます。保護者の人たちの生活環境はそれぞれ違いますので、個々の収入や希望の内容に合わせて、相性の良い保育施設を紹介していくことが必要になるでしょう。

例えば、保護者の勤務先に近いところの施設や勤務先へのアクセス途中の施設など、できるだけ希望に添う環境を探すことなどがポイントになります。また、認可保育園に入れなかった時の相談など、ケースに合わせたアフターフォローも主な仕事内容の一つです。

近年、待機児童の問題はよく取り挙げられますが、このようなアフターフォローによって、問題解決に効果的な働きも見られています。認可保育園に入れずに困っている保護者の手助けをすることができ、それぞれの人にマッチする保育施設の提供をすることができるでしょう。子育てに忙しい保護者は情報を集めるのも大変なことがありますので、そのような時の手助けになる仕事でもあります。

具体的な仕事内容をチェック

保育コンシェルジュは、区役所の窓口や電話の応対などで、親御さんの相談を受けます。子育て支援センターなどでの出張相談窓口や、子供の検診会場などで業務を行う場合もあるでしょう。保護者の希望に合わせて、適切な情報報提供を行っていきますが、パソコンが使えることが必要な仕事でもあります。ワード、エクセル、ネット検索など、パソコンを使って、保育園にまつわる情報収集や情報整理を行うことがあるでしょう。

情報提供が要でもありますので、近隣エリアの保育事業について詳しく知ることもポイントです。個々の市によって取り組みなども変わる部分がありますので、これらの特徴もおさえながら仕事に取り組むようになるでしょう。保育園の紹介のほか、幼稚園や一時預かりサービスなど、情報は幅広く提供していきます。これらの業務を行う上では、保護者とのコミュニケーションも大切なポイントですね。

保育コンシェルジュとして働くメリットとデメリット

保育コンシェルジュは、事務仕事が中心のため、土日などに休日が取りやすい、という特徴も挙げられています。比較的安定したスケジュールで働けることもあるでしょう。また、保育園などで実際に子供の世話をする仕事と比べると、体力の消耗が少ない、というメリットもあります。体力に自信がなくなってきた時や、実際に子供とふれあってみて負担を感じてしまった時にも、保育士の資格と学んだ知識が活かせる職場で活躍できるでしょう。

ですが、実際の雇用については、デメリットもあります。嘱託職員としての雇用が多く、正規雇用として働くのが難しいことや、元々の募集が少ない現状も見られますので、そもそも仕事を得るのが難しいことがあります。ただ、ニーズの増加傾向も見られますので、今後の活躍に期待できる面もあるでしょう。

保育コンシェルジュにまつわるその他の仕事

保育コンシェルジュとして働きたいのに、職場が見つからない、という時には、視野を広げて関係する仕事を探してみるのも役立つでしょう。子育てコンシェルジュと呼ばれる職種もあり、保育施設の利用案内だけでなく、妊娠中から子育てまでの範囲の広い相談やサポート役として活躍できる仕事もあります。

また、企業が募集する保育コンシェルジュや保育コーディネターと呼ばれる仕事もあり、これはまた少し特徴が変わってきます。ベビーシッターの紹介をする仕事や、企業が運営する保育園のサポートを行う仕事など、それぞれに特徴がありますので、詳しく見てみましょう。企業の募集では、正社員で働ける職場もありますので、雇用形態も合わせて検討してみると良いですね。

給料アップを目指したいという人へ
保育士なんか辞めたいという人へ
もう保育士の人間関係で悩みたくない人へ

© 2024 女性に人気の資格・通信講座女資格ネット All Rights Reserved.