リハビリで頼りになる福祉用具のプロ！ 福祉用具専門相談員、最適を提案します

都内の病院に勤務する医療従事者です。リハビリテーション科でリハビリ業務を行っています。さて、福祉用具専門相談員とは、介護保険を利用して高齢者や対象者が福祉用具を利用する際、ご本人やご家族の希望に応じて、その方の状況にあった福祉用具の選定相談やセッティング等を行う専門職です。

なお、福祉用具とはベッドやリフターなどの大物から、身近なものでは杖も含まれます。また定期的に利用者宅を訪問して利用状況等を調査し、適宜必要なものを必要な時に提供できるようサポートしていきます。主に介護保険の指定福祉用具貸与・販売事業所で勤務することが多いようです。

リハビリでは、対象者の方が安全に自宅退院をできるよう、福祉用具の導入を提案することがあります。その際に頼りになるのが福祉用具専門相談員の方です。「この方はここに障害があるので、こういった機能がある歩行器がほしい」という要望に対して、それに適した福祉用具を一緒に相談しながら提案してくれます。

リハビリセラピストの独断だけで福祉用具を紹介するのではなく、道具の特徴に精通したエキスパートがついていることで、利用者様にもより安全で使いやすい福祉用具の提供をできるよう努めています。