高齢者向け介護用品を、個人にフィットするようにする「福祉用具専門相談員」の資格

自宅に介護が必要な高齢者がいらっしゃるご家庭であればご存知かもしれませんが、介護用ベッドなどの福祉用具の選定や利用者の体に合わせる際にお世話になる人物が存在します。福祉用具専門相談員という資格の保有者です。

彼らは高齢者のために作られた介護用品を、より一層個人にフィットするように選定段階から関わるスペシャリストです。この資格を取得するには特別な条件がありませんので、学生さんが将来を見据えて取得されることが多いです。

取得のための試験は存在せず、全国各地で受講することができる講習に参加することが求められます。座学と実技が合計40時間あり、6日間に分けて受講を受ける場合がほとんどです。

先に試験が存在しないと申しましたが、資格を取得してから受けることができるテストがあります。福祉用具専門相談員実力ランキングテストと名付けられており、この資格を取得している方であればどなたでも挑戦することができます。実力を確認するために多くの方が受けているようです。