2014年12月29日
子どもの将来の夢の職業ランキングでは安定してトップレベル!保育士の資格と仕事
保育士は国家資格の一つで、主に保育所などで子どもの保育に従事します。かつては保母と呼ばれていましたが、1999年の男女雇用機会均等法改正を受けて、保育士という名称になりました。ただ、一般的には依然として女性が主に活躍できる職種であるという印象であるようです。
子どもの将来の夢についてのランキングでは、男子では10位以下であるのに対し、女子では5位以内が定位置です。また、結婚したい女性の職業ランキングでもトップレベルの人気で、女性ならではの細やかさ・優しさが活かされる職業であるというイメージがうかがわれます。
わが国においては、少子化の進行という構造的な理由により、大学や受験産業、子ども関連のサービスは今後、少なくなる市場を奪い合い、淘汰が進むことが予想されています。しかし、保育士の求人は増加しており、今後も少なくとも数年はこの傾向が続くと予想されています。
待機児童問題に代表されるように、以前から保育士は人手不足であったことに加え、リーマンショック以降、共働き世帯が増加し、子どもを預けたがっている家庭が増えているからです。子どもと向き合う仕事をしたいと考える女性には、選択肢の一つとして、大いに魅力ある資格であるといえます。