2014年12月11日
「精神保健福祉士」資格取得の条件と勤務先の業務で果たす大きな役割
精神保健福祉士は、精神科病院などの医療施設や社会復帰促進施設などを利用している精神障害者の相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練や援助を行う仕事です。精神保健福祉士は精神医学ソーシャルワーカーとも言われ、同じような資格である社会福祉士が福祉全体を扱うのに対し、精神障害者に特化している点が特徴です。
精神保健福祉士の資格取得のための国家試験は、財団法人社会福祉振興試験センターにより年1回実施されます。受験するには、保健福祉系4年制大学で指定科目を履修する、4年制大学の卒業後に精神保健福祉士指定養成施設を卒業するなどの条件を満たす必要があります。
精神保健福祉士になった後の勤務先としては、精神病院や総合病院の精神科などの医療機関、保健所や市町村の保健センターなどの行政機関、精神障害者福祉ホームや精神障害者復帰施設などの精神障害施設などがあります。精神保健福祉士の業務はさまざまですが、その中でも重要な業務の一つに入院サポートがあります。精神科病院の場合は、一般的な内科や外科などの医療機関と異なり、半強制的または強制的に入院させるというケースがあります。その場合には人権擁護の観点などからも慎重に入院が行われているかを注意するのが精神保健福祉士の大きな役割です。
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