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2017年01月10日

介護のモニタリングやアセスメントとは?内容や注意したいしたい点をチェック

介護のモニタリングやアセスメントとは?内容や注意したいしたい点をチェック

介護の必要な状態になったとき、様々な介護サービスをどのように受けるのがその人にとってベストなのか、ケアプランをどのように立てるかによって利用者や家族のその後の生活が大きく変わってきます。介護の必要な高齢者の生活の質を落とすことなく、必要な介護サービスを希望する形で提供できるのがベストなのですが、そのサービスが利用者や家族のニーズに確実に応えられる内容になっているかどうかは常に確認することが必要です。

体調の変化などにより、利用者本人や家族などの介護者が求める内容が変化することも考えられるため、ケアプランの作成時だけでなく、サービスの提供を受けるようになった後にも定期的に確認することが大切です。

ケアプランの作成前に行うこと

介護サービスの提供を受けるためにはケアプランの作成が必要になります。そしてそのケアプランを作成するに当たって利用者本人やその家族などからの情報収集を行い、実際に面接を行うことで今現在の状況を確認するのがアセスメントの目的です。そしてそれによって本人や家族が抱えている問題を分析し、必要とするまたは希望するケアサービスを組み立ててゆくというのが一連の流れです。

アセスメントによる情報収集のポイント

アセスメントを行うに当たっては本人の身体的な機能状態や精神的な状態、本人を取り巻く社会環境などの状況についての情報を集めてゆくこととなります。利用者本人の家庭環境や持病の有無、既往歴の確認などが、その人にあったサービスを組み立てるにあたっての大切な情報になるので、事前の情報収集に当たっては丁寧に行うことが求められます。実際の利用者や家族との面接によって現状を確認し、希望するケアなどの聞き取りを行います。

その際に大切なことの1つに、上から目線で強引にサービスを勧めることのないようにすることで、何故このサービスを勧めるのかを本人や家族にもわかりやすく説明することが求められます。アセスメントを行うに当たっては自治体によっては指定されたアセスメントシートなどを使用する必要がある場合もあります。

ケアプランが出来上がり、介護サービスをスタートした後に行うこと

ケアプランに沿って実際に介護サービスの提供が始まってからも、そのサービスが利用者にとって適切なものなのかどうかを具体的にチェックするのがモニタリングの目的です。利用者や家族の求める理想に沿っているかどうかを分析するために行います。

介護の必要な利用者本人の体の状態というのは日々変化してゆくものです。さらに本人の体力や体調が変化するだけでなく家族の状況など本人を取り巻く環境も一定ではありません。そのためそうした変化を見逃すことなく、最適な介護サービスを提供するために定期的にモニタリングを行い必要に応じてケアプランを修正することが求められます。

モニタリングを成功させるためのコツ

利用者本人やその家族などがどんな希望を持っているか、それぞれが求めるケアの内容がサービスを受けた当初とは違ってきているケースもあります。そのため定期的にモニタリングすることが重要なのですが、その際に自宅だけでなく、実際に利用している通所サービスなどの現場へと出向いてモニタリングを行うことも大切です。そうすることで自宅でのモニタリングとは違う情報を得ることも出来るし、当事者以外のスタッフなどから直接声を聞くことも出来ます。

アセスメントもモニタリングもケアマネジメントに際しては欠かすことの出来ない大切な要素です。専門的な視点で杓子定規なケアプランになってしまわないように、利用者やその家族の目線に立って寄り添うことによって、一人一人の希望に応じたきめ細かな介護サービスの提供が可能になります。

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