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2017年01月12日

利用者の家族と介護士の関わり方のコツ!コミュニケーションで悩んだら

利用者の家族と介護士の関わり方のコツ!コミュニケーションで悩んだら

一昔前のように同居する家族などが高齢になった家族の面倒を見るのが当たり前だった時代とは異なり、現在は施設などをはじめとする公的なサービスに介護をゆだねるケースは急激に増加しています。たとえ在宅で介護を行っていたとしても、介護ヘルパーの派遣を受けているなど、何らかの形で公的な介護支援を利用している人は年々増加しています。利用者に直に接する介護士にとって利用者本人はもちろんですが、その家族とのかかわりは個々に家庭の事情が異なるため、コミュニケーションのとり方はとても頭を悩ませるものになっています。

介護士にとって重要なコミュニケーション能力

どんな仕事であっても他者との円滑な関係を築くためには、個人のコミュニケーション能力がとても大切です。介護業界で働く上では利用者本人とのコミュニケーションが上手く取れることももちろん大切なのですが、その家族との関係を築く上で、家族と上手にコミュニケーションをとる能力はとても重要になります。けれども、そんな家族との対応のしかたに頭を悩ませる介護士は少なくありません。

介護職は職場の上司や同僚をはじめ、利用者、そして利用者の家族ととても多くの人とのかかわりが求められます。それぞれの立場もおかれた境遇も異なる様々な人とのかかわりの中で、どんな風にコミュニケーションをとることが円滑に仕事を進める上で大切なのかは自分自身で経験をつんで身に付けてゆかなければなりません。もちろん介護現場での様々な事例を記したものなどは参考にすることは出来るかも知れませんが、自分の置かれた状況にそのまま当てはまるものばかりではありません。つまりコミュニケーションのとり方はマニュアル通りにしていれば全てが上手く行く…とはいかないということです。

利用者本人よりもその家族とのかかわりはとても重要

介護士が普段かかわる利用者は高齢者なので程度の差はあってもコミュニケーションのとり方はその人に合わせることが求められます。耳が聞こえにくい人もいれば認知機能が低下してこちらが言うことを理解してもらうのが難しいケースもあるので、普通の会話できちんとコミュニケーションが取れるとは限りません。でも介護現場においては利用者ももちろんですが、利用者の家族との関係の作り方に悩みを抱えている介護士が少なくありません。

介護サービスを受けるに当たっては利用者本人の意思よりもその家族の意思のほうが反映されるケースが多いため、その要望にこたえるためにも利用者家族とのスムーズな関係を作ることは欠かすことは出来ません。介護施設にはいつもお世話になっているのでできるだけ協力したいという考えの人もいれば、お金を払っているのだからとどんどん要求がエスカレートしたり、普段ほとんど面会にも来ないのに、何かあったときだけ執拗にクレームをつけてくるような困った家族もいます。

家族とのトラブルを回避するために注意したいポイント

家族とのトラブルを回避するためには何よりも信頼関係を築くことが大切で、そのために欠かせないのが細やかな連絡を取ることです。利用者のちょっとした変化なども家族に丁寧に伝えるようにすることで、きちんと見てもらえているのだという安心感を家族は感じるものです。

また、介護の仕方にもいろいろな方法があり、家庭ごとにやり方や考え方が違います。万一利用者が家族の虐待にあっているかもしれないと感じたとしても、いきなりその家族を責めるるような言い方をすることは絶対に避けなけれがなりません。コミュニケーションのとり方を誤ることで虐待をエスカレートさせてしまうかもしれない危険をはらんでいます。そんなときは自分ひとりで抱えこんでしまうことはやめ、家族側の悩みなどにも寄り添う対応が出来るよう、ケアマネージャーに相談することも必要です。介護現場で働く上では家族とのコミュニケーションを常に意識したうえで仕事をする事がなによりも大切です。

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