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2017年02月14日

大変な介護職の負担軽減への取り組みを紹介!負担をカバーする様々な取り組み

大変な介護職の負担軽減への取り組みを紹介!負担をカバーする様々な取り組み

介護の仕事はどこの職場も慢性的な人手不足だといわれますが、その大きな原因のひとつに仕事がきつい割りに給料が安いという理由も上げられます。しかし給与面での不満だけで離職率が高いというわけではなく、勤務体制によっては疲労回復の時間さえ取れないくらい連続で勤務するシフトが組まれてしまったり、職場での人間関係を上手く築くことが出来ないなど、様々な理由によってせっかく仕事についても短期間で辞めてしまう人が多いのが介護の職場の特徴だといわれています。

肉体的に大変で責任も重い仕事の割りに給与面での待遇は低く、しかも将来にも望みを持てないとなれば、誰もが不安に感じてしまうのも無理のないことかもしれません。でも、これから日本ではさらに高齢化が進むことが予想される中、介護の人手不足の状態が続くことはより深刻な状況を生み出すことに繋がります。そのため現在介護職の負担を少しでも軽くするために、様々な取り組みがなされています。

人手不足の原因とも言われる給与面での取り組み

給料が安いことが介護職の離職率の高さの理由のひとつであることから、介護職の給与面での待遇を上げるために、そこで働く職員全員が介護に関する知識や技能に関する独自の試験を行い、合格者は昇給されるという制度をとっている法人があります。しかもその試験にも評価に応じてランクを儲け、ランクが高くなるほど昇給額が高くなるという仕組みになっており、ただ給料を上げるのではなく、職員のスキルアップへのモチベーションにも繋がる取り組みでもあります。

夜勤の負担を軽減する取り組み

介護職が負担が大きいと感じるものに夜間勤務も上げられます。慢性的に人手が足りない状態の続く介護現場では時には一人のスタッフが日勤と夜勤とを掛け持ちすることも珍しくない不規則なシフトを組まざるを得ないというケースもあります。通常夜間勤務は時間も長く、しかも最小限の人数で全ての利用者に目を配らなければならないため介護職にとっては肉体的にも精神的にもかなり負担が大きいものです。そのため夜勤専門のシフトを組むことで夜勤と日勤との掛け持ちによる負担を減らすことに成功した取り組みです。

退職の大きな原因のひとつ人間関係への取り組み

これは介護職に限ったことではありませんが、職場の人間関係に悩んで仕事を辞めてしまうと言う人は少なくありません。人間関係を上手く築けない理由のひとつに働く職員がそれぞれに会話をする機会の少なさが上げられます。いつでも手厚く先輩がついて指導してくれるわけではなく、迷うことがあっても皆それぞれに忙しく、手を煩わせることにためらいを感じてなかなか助けてもらうことができないなどの悩みも少なくありません。そのため例えば同じ時間に施設内で働く他のスタッフと専用の通信機器を使用して会話が出来るシステムを採用したり、介護スタッフ同士が気軽におしゃべりできる場を提供するなど、人間関係を改善して悩みや頼みごとなどもしやすい雰囲気を作るための取り組みがされている職場もあります。

介護ロボット導入費用の助成

介護の仕事が重労働で腰などを痛める人が少なくないため、介護職の体への負担を軽減するために介護ロボットを導入するという取り組みをする事業所もあります。政府も介護ロボットの導入に対して特別事業と位置づけて、一定の条件を満たせば導入費用の一部を助成するという取り組みを行っています。今後さらに介護現場へのロボットの導入が進んでいけば、介護職の体への負担の軽減に繋がることが期待されます。介護職の体の負担を軽くすることで、入居者の怪我などに繋がる事故も減らすことが出来ると期待されています。

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