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2016年08月16日

ハローワークだけで介護士が転職先を探すのは要注意?利用の際のポイント

ハローワーク

転職先を探す際、多くの方が足を運ぶのがハローワークではないでしょうか。ハローワークでは、一般の会社勤めはもちろん、介護士の転職先もたくさん見つけることができます。ですが、ちょっとした注意点があることはあまり知られていません。ハローワークを利用して転職先を見つける際のポイントをお教えします。

ハローワークを利用する際、気をつけたいポイント

公共機関が審査した企業を紹介しているから安心、という印象が強いハローワークでの求人ですが、意外と利用する側が気をつけておきたいポイントがあります。

求人の詳細が分からないことがある

ハローワークの求人情報は、決まったフォーマットに企業側が書き込む形で行われています。そのため、細かな情報が載っていないことがあるということを知っておきましょう。

給料・休日・勤務時間という基本的な情報はきちんと掲載されています。ですが、実際に勤務している方々の昇給の実績や職場での人間関係、離職率・有給休暇の消化率といったものはほとんど掲載されていません。こうした詳しいことは面接の場で確認するほかありませんが、面接官の印象を損ねずに質問するタイミングや聞き方は難しいものがあります。

あるいは、可能であれば実際にその施設で働いている方のお話を聞くことができればベストです。(基本勤務時間以外の早出・遅出などがないか、ボーナスはどれくらい出るのか、など)

応募するには紹介状が必要な場合が多い

インターネットからもハローワークの求人は見ることができます。ですが、実際に応募をしようとなるとハローワークの紹介状が必要な場合が多々あります。そのような場合には、ハローワークに出向いて、紹介状を入手する必要があります。

紹介状の有無が就職に有利になるようなことはありません。ですが、ハローワークにしか求人を出していない施設や事業所の場合は、紹介状がないと面接をしてもらえないことがあります。

また、この紹介状を出してもらうためにもかなりの時間がかかる場合があります。ハローワークが近くにある場合はいいのですが、遠い方にとっては毎回大変な思いをすることになります。

ブラック求人・ダミーの求人があることがある

実際に人手が不足しているわけでもないのに、「ダミー求人」や「カラ求人」と呼ばれる求人情報を出している施設もあります。

それには、

  • 1)ハローワークでは無料で求人ができる
  • 2)ハローワーク経由で人材を採用すると、一定条件で助成金が出る
  • 3)ハローワーク側が施設・事業者に求人を出すように言っている

という理由があります。

求人情報だけで、このようなダミーの求人を見抜くことは簡単ではありませんが、長期にわたって常に求人をしている企業は「怪しい」と思えるポイントとなります。

マッチング体制が充分に整っていない

あまり知られていませんが、ハローワーク自体で働く職員の数も不足していると言われています。実際に、ハローワークの職員の数は毎年減っているのが実情です。

そのような状況の中で、介護だけでなくあらゆる分野の求人情報と取り扱っているハローワークでは、1人1人の希望に沿う求人を提供できる力が弱まっていると言わざるをえません。本当に自分が希望する条件にあう施設を紹介してもらえる確率は、あまり高くないと考えておきましょう。

ハローワークの賢い利用方法

ハローワークはデメリットばかりではありません。

地元の職場を探しやすいため、通勤時間を短縮したい方にとってはとても便利です。またひとり親の方や、中高年で転職をしたい方、障害を持つ方にとっては就業支援もあるので、ぜひ訪れておきたいところです。

ハローワークの求人情報だけを頼りにするのではなく、民間のサービスや求人サイトも利用しつつ希望の施設・職場を見つけることをオススメします。

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