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2016年09月23日

訪問入浴介護の給料・仕事内容や転職のメリット・デメリット!必要な資格はある?

訪問入浴介護のイメージ

介護にはさまざまな仕事がありますが、今回は、「訪問入浴介護」をテーマに、その仕事内容や給料などについてご紹介したいと思います。転職を考えた際のメリット・デメリットも必見です!

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訪問入浴介護とは?

はじめに、訪問入浴介護の仕事内容についてご紹介します。

訪問入浴はこんなサービス

訪問入浴介護は、要介護者等の自宅に移動入浴車などで出向き、入浴介助を行うサービスのことをいいます。

看護師1名と介護士2名、計3名のチーム体制で実施することが基本で、主に看護師が事前にバイタルチェック等を行い、入浴機器のセットを介護士2名にて準備、そして3名で入浴介助を行う、といった手順です。

訪問入浴介護サービスは介護保険適用となっており、要介護度によって利用者負担額も変化していきます。

チームワークと体力が大事

訪問入浴が他の訪問業務と異なる点は、3名が1組のチームとなって活動することにあります。訪問介護のように1名で動くことの多い仕事と異なり、規則的に業務をこなすためには、チームワークが大きなポイントとなるのです。

また、チームワークと共に大事なのが、体力です。入浴機器の運搬や給湯作業など、訪問入浴ならではの仕事内容に加え、このサービスは比較的介護度が高い方が利用する傾向にあり、入浴介助にもかなりの体力を消耗します。他の介護業務と比較して、男性が従事している割合が多いこともそのためです。

介護士に資格は必要ないが…

訪問入浴介護では、介護士は無資格でも業務に就くことが可能です(看護師除く)。

しかし先ほど記述したとおり、訪問入浴は、介護度の高い方が多く利用する傾向にあります。そのため、より高い介護技術が望まれるため、近年では「介護職員初任者研修」以上の有資格者を求めるケースも高まってきているのです。

力仕事が続くと腰痛なども懸念されるため、体力勝負となっていきます。しかし、資格があれば技術でそれを補うことも、ある程度は可能となるでしょう。

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訪問入浴介護の給料は?

低賃金が問題視される介護業界ですが、訪問入浴介護士の待遇に関しては、他の介護業務に比べ比較的高いとされています。経験値や資格の有無にもよりますが、手取りで20~25万円というのが一般的です。

訪問入浴介護は日中の業務が中心となるため、施設での介護業務などと比べ、夜勤がなく、また残業も少ないことが特徴です。その中でこの給料となりますので、比較して好待遇だと考えます。

しかし他の職種に比べ、まだまだ低賃金ということは否めません。これからの改善に期待するしかないでしょう。

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訪問入浴介護業界への転職について

ここまで読まれて、「訪問入浴介護に興味を持った」「転職してみたい」とお考えの方に、転職をする際のメリット・デメリットについて、主なものをご紹介していきます。

メリットその1・夜勤がなく残業が少ない

訪問入浴介護は、日中の活動であることがほとんどな上、その日決められたスケジュールの中でこなしていくことから、夜勤はなく、残業も少ないと考えます。一般企業のように夕方で勤務を終えて帰宅、ということもできるため、子育てをされている世代の方にもおすすめです。

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メリットその2・高い介護スキルの習得

訪問入浴サービスは要介護度4、5の方が多く利用されているため、高い介護技術を必要とします。重労働で過酷といえる現場ですが、その分スキルアップの場として、最も適した介護業務の一つと数えられています。

メリットその3・少人数での活動

介護現場では、離職の原因として、人間関係のトラブルによるものを問題の一つとしています。しかし訪問入浴介護は、3名ほどの少人数で活動していくことが通常です。そのため、他の介護現場のような派閥闘争などにも巻き込まれにくく、比較的、自ら居心地のよい雰囲気づくりが可能となっています。

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メリットその4・看護師帯同の安心感

訪問入浴では、看護師1名がチームの一員となり、バイタルチェック等を中心に行うこととなっています。入浴中に容体が急変した場合なども、看護師が帯同していることにより落ち着いた対応ができると予想されるため、安心して従事することができるのです。

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デメリットその1・体力的にハード

デメリットとして最もいえることが、体力が必要不可欠となることです。自宅内まで浴槽に関する機器を運搬しなくてはなりませんし、エレベーターのないマンションが自宅となるとまさに重労働です。また、入浴介助そのものもハードといえます。身体を支えたり、中腰での姿勢が続くことから、腰痛の発症も不安材料となるでしょう。

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デメリットその2・協調性が欠けると…

先程、少人数体制でのメリットをご紹介しましたが、逆に少人数故のデメリットも考えなくてはなりません。例えば、1名でも協調性が欠ける人がいる、またはスタッフ3名の内2名の中でトラブルが起きた、などのケースがあると、スケジュールをこなすにも障害となることが懸念されます。

体力に自信のある方におすすめ!

以上のことから、訪問入浴介護職におすすめしたい方は、

  • 体力や腕力に自信がある
  • ある程度の介護技術を持ち合わせている

ということが挙げられます。体力勝負なので、特に男性の介護士にニーズが高まっていますが、女性の介護士も数多く活躍しており、求人で男女を問われるケースはあまりないようです。

そして、比較的好待遇で夜勤がないことも大きなメリットとなるため、転職の際は、その辺りも考慮しながら検討されるとよいでしょう。

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