2016年10月11日
中高年の介護士注目!転職で失敗しないためのポイントと求人探しのコツ
中高年で転職を考える方の多くが、介護職を選択することが多くなっています。それは、介護の現場で人手不足が言われていること、これからも進んでいく高齢化社会の中で仕事を長く続けられるということ、が挙げられます。
ですが、実際に介護職を希望する方の中には「なかなか就職先が決まらない」「介護職に就いたけれど、長続きしない」という問題もあります。
中高年で介護士に転職する場合、失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか。転職のポイントや求人探しのコツについてまとめました。
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目次
中高年での転職・・・求人探しのポイントは?
いくら介護職の求人数が増えているとはいえ、年齢が高くなればハードルもそこそこ高くなってしまいます。そこで、少しでも多くの就職先を検索すためのポイントを紹介します。
複数の求人サイトを利用する
求人というとハローワークを思い出す方が多いでしょう。もちろん、ハローワークも頼りになりますが、近年はインターネットでも多くの求人情報を見ることができるようになっています。介護職専門の求人サイトもありますので、ぜひ有効活用するようにしてみましょう。
待遇や勤務条件の良い仕事ほど応募が集まり、早急に決まっていきます。少しでも情報を多く仕入れるためには、複数の求人サイトに登録して幅広い情報を手に入れることがポイントとなります。(最低でも3つ以上の求人サイトに登録されることをおすすめします)
求人サイトに登録することで、担当者がこちらの希望を聞いて希望にあった職場を優先的に紹介してくれることもあります。自分自身も楽に就職活動ができますので、利用しましょう。求人サイトはほとんどが登録・紹介に関しては無料となっています。特別な費用がかかることはありませんので、安心です。
面接同行サービスを利用する
応募した事業者・施設から無事に面接の約束をしても、自分の思いや希望する職種・待遇をうまく伝えられないと、希望する待遇を受けられなくなる可能性があります。その際におすすめなのが「面接同行サービス」です。
面接を受ける前から「転職コンサルタント」に相談をし、面接に同行してもらうことで自分の希望などを上手に相手方に伝えることができるようになります。また、派遣社員を経て正社員になる「紹介予定派遣」の制度を利用すると、派遣会社の担当者が面接に同行してくれます。
在職中に転職活動を行うこと
転職を希望したら、前の職場と新しい職場の間に「無職の期間を作らない」ということが大切です。間が空いてしまうと、新しい職場を探すのにより苦労することになってしまいます。
必ず現在の職場にいる間に、新しい職場を見つけるようにしましょう。
転職にメリットはあるの?
現在のポジションや待遇・家族のことを考えると転職にためらいを感じる方もいるでしょう。ですが、転職にはメリットもあります。
人間関係がリセットされる
どのような職場でも長く勤めていると、人間関係で嫌な思いをすることが出てきます。中高年で、上司と若手の間の板ばさみになることもあるでしょう。そういった人間関係をリセットできるのが転職です。
待遇が改善できる
転職をしても給料を今より下げない方も多くいます。また、休日が取りやすくなったり希望するポジションにつけたり、ということもあります。現在の職場に不満が多いのであれば、我慢して働き続けるより転職した方が楽になることもあります。
転職に失敗しないために
転職を希望しても、勇気が出ずなかなか踏み出せない方もいるかもしれません。ですが、年齢に関係なく転職を考える方は誰でも不安を抱えています。
それでも、色々な情報を利用し自分のできる限りの努力をして行動に移すことで、理想の職場に出会っている方が多くいます。転職後は必ずいい結果が待っている、という強い心を持って転職に取り組みましょう。