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2017年01月10日

介護支援専門員から主任ケアマネージャーへキャリアアップ!仕事内容は?

介護支援専門員から主任ケアマネージャーへキャリアアップ!仕事内容は?

ケアマネージャー資格を持つ人のなかで、一定の条件を満たし、必要な研修を受けることで取得できるのが主任ケアマネージャー、いわゆる主任ケアマネです。ケアマネージャーと言う仕事が介護の必要な人と介護サービスをつなぐ役割をするものなのですが、ケアマネが更なるキャリアアップを目指そうとするとき、目標となるものが主任ケアマネの資格です。

ケアマネージャーが目指す上級資格

主任ケアマネの資格は、2006年に行われた介護保険法の改正に伴って誕生しました。この資格は地域包括支援センターや居宅介護支援事業には必須なもので、一定の条件を満たした上で、所定の研修を受けることで取得することの出来る、ケアマネの上級資格という位置づけになるものです。

ケアマネの資質をさらに上げるために設定された資格で、ケアマネの資格所有者が取得を目指すと言う位置づけです。でも、主任ケアマネには希望すれば誰もが簡単になれるものではありません。一定の経験やスキルが必要になるため、ケアマネの資格をとってから一定の年数が経過すれば誰もが取得できるものではなく、資格取得のハードルはけして低いものではありません。

主任ケアマネの役割

主任ケアマネの仕事は、一般のケアマネの仕事を統括する立場としてケアマネ同士のネットワーク作りやコミュニケーションをスムーズに行えるようにすることなどの調整力が求められます。主任ケアマネの活躍の場としては主任ケアマネを配置することが必須条件の地域包括支援センターに加え、居宅介護支援事業所、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設など、多くの職場で求められる資格です。

その最も中心的な仕事は他の多くのケアマネに対するアドバイザーとしての役割です。アドバイザーと言っても上から高圧的な態度で指摘や指導をするのではなく、ケアマネ同士の悩みなどにも、それぞれの立場を尊重しつつアドバイスをするといった形をとることが求められます。そのほかにも新人のケアマネの育成や、ケアマネ同志の交流のための会議を開催するなど、介護現場における業務がスムーズに行くように様々な調整や助言などを行うことがその役割だといえます。

主任ケアマネになるためには?

主任ケアマネになるためには、まずはケアマネとして介護現場で実務経験をつむことと、一定の経験年数が経過した後に専門の研修を受講することが必要です。

専任のケアマネとして5年以上の勤務経験を持つ人、認定ケアマネで介護支援専門員として3年以上勤務した経験があること、主任介護支援専門員に準ずるものとして、地域包括支援センターに配属されている人、ケアマネジメントリーダー養成研修を終了し、専任の介護支援専門員として3年以上の経験がある人、これらのいずれかの条件を満たし、主任ケアマネの研修を受講することで主任ケアマネの資格を取得することが出来ます。ただしこれらの要件については対象の地域によって若干違う場合もあるため、主任ケアマネを目指す際には事前にきちんと確認しておくことが必要です。

主任ケアマネになることで得られるメリットとは

一般のケアマネよりも主任ケアマネの資格所持者のほうが選べる仕事の選択肢が広がることが主任ケアマネになることの最大のメリットだといえます。選択肢が広がるということはイコール転職の際に有利になるというものなのですが、主任ケアマネの資格を取得したからと言って地域包括支援センターにすぐに勤務できるというものではありません。

けれども一般のケアマネよりも、主任ケアマネが必須になっている求人案件の場合は、より転職できる可能性が高くなるのは確かで、ケアマネがキャリアを目指す目標でもあり、とても価値のある資格だといえます。まだ資格そのものが出来てから年数が短いことからも、今後も介護の仕事の上では確実に需要が高く、持っていることで重宝される資格だといえるものです。

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