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2017年01月11日

デイケアが職場の介護士の仕事内容は?役割やデイサービスとの違いに注目

デイケアが職場の介護士の仕事内容は?役割やデイサービスとの違いに注目

「デイケア」と「デイサービス」は混同されることが多い施設ですが、その役割も仕事内容も大きく異なります。今回は、この2つの施設の違いや、デイケアでの介護士の役割について説明していきます。

デイケアとデイサービスの違い

デイケア

通所リハビリテーションとも呼ばれるサービスで、主治医の指示のもと、理学療法士や作業療法士といった専門資格を持つ人が、通常の医療機関で行うようなリハビリテーションを提供します。医師や看護師などの医療スタッフの配置基準が決まっており、医学的な視点によるリハビリが行われます。

退院後間もない方の心身機能の維持や向上を図り、日常生活をできるだけ自分で行えるよう訓練を行います。退院後3カ月間に専門的なリハビリを受けることができるかどうかが、回復に大きく影響するため、デイケアでのリハビリはとても重要なものとなります。

デイサービス

食事や入浴といった「生活のケア」を中心としたサービスを受けることができる施設です。比較的健康な利用者が多く、一人で外出できない高齢者や自宅に引きこもりがちな高齢者が、他の人と交流したり気分転換を図ることが主な目的とされています。機能訓練などを受けることもできますが、デイサービスでの機能訓練には専門資格を持つ人材が必ずしも必要になるわけではありません。

デイケアとデイサービスの共通点

デイケア、デイサービスのどちらにおいても、自宅から施設に通いながら利用する「通所」であること、高齢者の交流の場となり刺激になる、という点では共通しています。また、自宅で介護をする家族の負担を軽減することにもなります。

デイケアの介護士の仕事内容

デイケアはリハビリが目的の施設であるため、医療職が中心となるサービスです。リハビリ専門士が作成したリハビリメニューをもとに、リハビリのお手伝いをします。しかし、リハビリ専門士が利用者と関わるのは主にリハビリの時間です。一方、介護士はデイケア内での生活介助や送迎も行います。リハビリ以外の時間も利用者との関わりがあるため、その時その時の利用者の状況や家族の状況、自宅の状態などをしっかりと把握することができます。

介護士は、リハビリのお手伝い以外にも、生活介助も行います。リハビリの専門士と情報交換を行いながら、的確な生活介助を行わなければなりません。デイケアにおいて、利用者と常に接しているのは介護士であり、とても大切な職種です。

デイケアで働くメリット

介護職としてのスキルアップになる

専門家が行うリハビリを見る機会が多いのはデイケアならではのメリットです。期間を定めてリハビリ計画に取り組むため、リハビリ専門士との情報交換は欠かせず、関わっていく中で、専門的な観察点や注意点を学ぶことができます。また、利用者の状態から、個々の利用者に合った生活リハビリを行えるよう、専門的な視点や考え方を身につけることができます。身体介助は、どこの施設でも必要なスキルなので、より専門的な身体介助を身につけることは、介護職としてのスキルアップに繋がります。

ステップアップのきっかけにも

介護士としてデイケアで働いているうちに、リハビリの専門的な知識をもっと身につけたいと考える人も少なくありません。昼間は介護職としてデイケアで働きながら、理学療法士の学校に通うこともできますよ。学校では学べないことを現場で学ぶことができるため、理学療法士になってからも、現場で戸惑うことが少ないでしょう。

最後に

さまざまな職種と接するデイケアは、介護士の視野を広げるためにも、スキルアップするためにもピッタリの職場だと言えます。基本的に夜勤はありませんので、自分の時間をしっかりを確保できるのもデイケアの魅力ですよ。

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