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2017年01月12日

職場が特別養護老人ホームの介護士の仕事内容!役割や特徴を知ろう

職場が特別養護老人ホームの介護士の仕事内容!役割や特徴を知ろう

特別養護老人ホームの介護士はどのような仕事をしているのでしょうか。大変であるからこそ、やりがいも大きいと言われる特別養護老人ホームの仕事内容や特徴をご紹介していきます。

特別養護老人ホームとは

施設の概要

原則65歳以上、要介護3以上の高齢者で、自宅での生活、介護が困難な方が入居する終身介護施設です。社会福祉法人や地方公共団体などが運営しており、認知症や寝たきりでも入居できること、介護保険の施設のため経済的負担が少ないことから、人気の高い施設です。看護師の配置基準は100人に対して3人となっており、常時医療を必要とする人に対しては、対応が難しくなっています。そのため伝染病や長期入院が必要ないことを条件とするホームや、重度の医療措置を必要とする人の入居を不可としているホームが多いようです。

有料老人ホームとの違い

有料老人ホームは民間企業が運営しており、各施設が独自のサービスを行っていることがほとんどです。入居条件も施設ごとで異なりますが、基本的に概ね65歳以上であれば自立、要支援、要介護のいずれも入居の対象となります。介護度の低い利用者が入居しているかどうか、という点が介護士にとっては大きな違いになります。

特別養護老人ホームでの仕事内容

日常生活に寄り添った介護

特別養護老人ホームには、人生の最期を迎える場所として入居する人がほとんどです。自立に向けた介護を行うのではなく、日常生活に寄り添った生活援助や身体介護、健康管理など、入居者の生活全般に関わる介護を全て行います。寝たきりや認知症など重度の利用者が多いので、身体介護の負担が大きくなりがちです。

24時間体制

介護度の高い利用者が入居しているため24時間体制で介護を行いますので、夜勤があります。日勤・夜勤を含む3~4交替制が一般的と言われていますが、パートの介護士の場合は夜勤がないことが多いようです。日常生活の介護以外にもレクリエーションや機能訓練、年中行事などもあるため、仕事量は多めです。

基本的に看取りまで行う

終身利用の介護施設であるため、基本的に利用者の看取りまで行います。終身介護は特別養護老人ホームでしか経験できません。入居者の生活すべてに関わり、残りの人生に寄り添っていくことになります。臨機応変な対応が求められ、神経も使うことが多いのですが、やりがいも大きい仕事です。また、人生の先輩でもある高齢者との長く関わりますので、人として学ぶことも多いでしょう。

他職種との連携も必要

医師や看護師をはじめ、ケアマネージャー、生活相談員、調理師、栄養士など多くの職種が一緒に働くことになります。介護が必要な高齢者ばかりが入居しているため、いつ何が起こるかわかりません。臨機応変に対応できるよう、普段から他の職種の人たちとも連携を取ることが必要です。

介護士として成長できる!

特別養護老人ホームには、介護が必要な人ばかりが入居しています。24時間体制で多忙な職場ではありますが、どんな施設よりも身体介護をする機会が多いため、自然と身体介護のスキルが身に付きます。実力がつくため、今後どこででも働ける自信が持てるようになりますよ。また、スキルアップやキャリアパスに力を入れている施設も多いので、介護でステップアップを目指している人にはピッタリの仕事です。勉強になることが多いので、将来的に介護福祉士やケアマネージャーを目指すのであれば、一度は働いておくといいかもしれませんね。

最後に

「特別養護老人ホームの介護士はきつい」と言われがちですが、ここでしか経験できない仕事も多く、利用者の最期のときまで寄り添うことができるため、やりがいも非常に大きいものです。介護士として成長していくためにはおすすめの職場ですよ。

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