2016年06月20日
面接官はココを見る!保育士の転職で成功する評価のポイントを知り対策しよう
希望の保育園で保育士として採用されるために重要なもののひとつに、採用面接があげられます。採用面接では、保育士ならではの質問や、その職場に適した人材であるかどうかなどをチェックされます。面接で、他の応募者との差をつけたいときには、どのような点に注意したら良いのでしょうか?
目次
保育士の採用面接で見られるポイント
人柄やコミュニケーション能力
面接でもっとも重要な部分のひとつに、人柄があげられます。人柄やコミュニケーション能力は、履歴書ではわからない部分です。履歴書に立派なことが書かれていても、人柄に魅力を感じられなかったり、コミュニケーション能力が劣っていると感じたりした場合には、採用を見送られてしまう可能性があります。面接では笑顔でハキハキと応対しましょう。また、自己PRや自分の長所や短所を聞かれた際には、自分の人柄がにじみ出るような内容を話すよ良いでしょう。人柄やコミュニケーション能力でアピールすることができれば、経験が浅かったり能力に自信がない人でも、採用される可能性があります。
ビジネスマナー
面接では、言葉遣いや態度などのビジネスマナーもチェックされます。ビジネスマナーは、働き始めた後の保護者との係わり合いでも必要になってくるため、重視される可能性が高いです。どんなに明るくて印象の良い人でも、マナーがなっていない人は、採用されない可能性があります。面接の前には、いま一度ビジネスマナーについて復習しておくと良いでしょう。
これまでの経験や実績・能力
面接では、履歴書には書ききれない経験や実績について質問されることがあります。特に、中途採用の場合、即戦力として求められることがあるため、保育経験や実績・能力のアピールが重要になってきます。これまでどこの園で、どのような業務に携わってきたのか、どの業務が一番心に残ったのかなど、まとめて把握しておきましょう。また、質問以外にも、手遊びや弾き歌いなどを実際に見せて欲しいといわれることがあります。そのようなときにために、いくつかレパートリーを用意しておくと安心です。
職場との相性
面接では、人柄とあわせて職場と応募者とのマッチングをチェックします。その職場で働いている既存のスタッフや、施設の責任者との相性、職場の方針に合っているかなどをみられます。より自分をアピールできるように、自分の保育のビジョンや、受ける職場の保育方針について把握しておくと良いでしょう。
意欲やチャレンジ精神
面接では、仕事への意欲や、新しい職場でどのような活躍をしたいかなどを質問されることがあります。ここでも、自分がどのような保育をしたいのかなどの保育のビジョンを明確にしておくことで、受け答えがしやすくなります。また、採用された後、その職場で何をしたいのか、自分にできることなどについても把握しておくことで、自分の考えが相手に伝わりやすくなります。保育の仕事は、「子どもが好き」という単純な理由だけでは続けられないくらい、子どもをの命を預かるとても大変な仕事です。そのため、辛いことがあってもへこたれない点や、粘り強さをアピールしても良いでしょう。
保育士の採用では面接がものをいう
保育士は、子どもや保護者・保育士同士と、常に人と綿密にかかわりあう仕事です。そのため、面接でのその人の印象や、態度が採用に大きく影響します。筆記試験や実技試験がある職場であっても、面接に重きを置いている職場が多く、どんなに筆記試験や実技試験の評価が高くても、面接でひっかかる点があった場合には不採用にいたってしまう可能性も否定できません。保育士になるための採用面接を受ける際には、面接対策をしっかりと行っておきましょう。