レセプトの点検など医療・保険などについての専門知識を求められる医療事務

みなさんは医療事務といえばどのようなお仕事をイメージするでしょうか。メインとなっているのはやはり、病院での窓口の対応、お会計の処理などでしょうか。しかし、実際医療事務のお仕事内容は非常に多岐にわたり、また専門知識も非常に重要となってくる大変なお仕事です。

医療事務で重要なお仕事といえばレセプトの点検だと思います。病院が行った医療行為の関して、患者様にご負担いただいた残りの金額を、保険者から受け取るという、いわば病院の経営に直結してくる大切なお仕事です。レセプトをしっかり作成、確認できるようになるには、医療行為の内容、どのような診療行為が、どの項目で算定できるのかなど、非常に細かく膨大な知識が必要となってきます。

また2年に1度、診療報酬改定がありますので、一度覚えたことがずっと同じとは限りません。前回は良かったけれど、今回からはさらに厳しくなっていくということはめずらしくありません。そのような点からも、医療事務のお仕事は常にお勉強の日々だと思っています。刻々と進歩を続ける医療に対応して、柔軟な知識を身につけていくことが重要となる、医療現場における縁の下の力持ち的な役割を担っています。