女性に人気のある医療事務の資格の業務内容と業務に必要な能力について

女性に人気のある資格としてあげられるのが、医療事務の資格です。医療事務の資格は国家資格ではなく、複数の団体・法人で行なっており、資格試験の種類は十数種類にも及んでいます。講座は２～３ヶ月のものが多く、比較的簡単に資格を取ることができるのも人気の理由になっています。

公的資格ではないため、医師や看護師のように資格を持っていないと仕事に就けないわけではありませんが、やはり資格を持っていると就職に有利になることが多いようです。医療事務の業務内容は、受付・会計窓口、カルテ出し、診療報酬計算、メディカルクラークと多岐にわたりますが、医療事務講座で勉強するのは、主に診療報酬請求書（レセプト）の作成方法です。

総合病院など大きな病院では、業務も細かく分担されていますので、医療事務でもレセプト作成に携わらないことも多いです。医療事務の仕事は、レセプト作成や診療報酬算定など迅速かつ正確さが求められる業務だけではなく、さまざまな患者対応を必要とする窓口業務やクラーク業務にて、適切な状況判断をして対応していくことも必要となってきます。

さまざまな能力が必要とされる医療事務ですが、医療に貢献でき、社会の役に立っていると実感できるすばらしい資格であると思います。