2014年11月12日
共働き家庭が増え、これから需要がますます伸びる保育士、次代を育てる仕事
共働き家庭が増え、ますますその需要が大きくなっているのが保育士です。保育士は、保育所など児童福祉施設において子供の保育を行う者とされ、保育士資格は国家資格となっています。厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校などで所定の課程・科目を履修し卒業するか、保育士試験に合格するかのどちらかでその資格を得ることができます。
保育士は、就学前の0歳から5歳までの子どもの身体的、精神的発達についての知識をもち、その発育や発達を助けながら生活知を身につけさせる、専門的な職業です。子どもが好き、子どもの世話ができる、というだけでなく、適切な教育的支援ができることが期待されます。
日本では、保育所・幼稚園から大学院までさまざまな学習・研究機関がありますが、その中でも人間としての根幹を育む幼児期に受ける教育は特に重要で、その人のすべての礎になりうるものです。保育士は、その一番大切な時期に、そばにいて見守り、時には叱り、ともに笑い、導いていくことができる、未来のある職業だと言えます。