介護事務は厚生労働省の介護保険制度を操り、多くの業務をこなす資格です

介護事務は資格がなくても可能ですが、介護保険の知識や利用者が持っている各種手帳や資格の知識が必要となってきます。まったく予備知識なくその仕事をしようと思っても、厚生労働省が取り決めた膨大な介護保険制度の資料に目が滑るばかりで、おそらく即戦力とはならないでしょう。

介護の現場は厳しく、人に教えているほど余裕がない事業所がほとんど。毎月のレセプト提出時期にはかなりの仕事量となります。即戦力となるよう、あらかじめ通信教育などでしっかりと知識の習得・教育を受ける方が望ましく、また就職に結び付く可能性が高まります。

介護事務の仕事はレセプトなどの介護保険申請業務、ケアマネージャーが記述したアセスメントなど利用者個人に関する書類のとりまとめ・代筆、ヘルパーの業務管理など多岐に及びます。利用者もヘルパーもそれぞれ家庭の事情があり利用していたり仕事をしていますから、その事情を斟酌して対応できるコミュニケーション能力もまた、必要です。