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2017年03月25日

介護士の夜勤の勤務時間と対策方法!夜勤の仮眠や休憩がない職場もある?

介護士の夜勤の勤務時間と対策方法!夜勤の仮眠や休憩がない職場もある?

介護の仕事をしていて大変だと感じる事の一つに夜勤をこなさなければならないことを挙げる人は少なくありません。介護施設や病院など24時間入所者や入院患者を抱えている施設では、夜間の本来ならだれもが眠る時間にも入所者などのケアの為に勤務する人が必要になります。

睡眠は人間にとって欠かせない大切な行為で、本来は太陽が昇ると同時に起きて活動を始め、夜になれば眠って翌朝からの活動に備えて体を休めると言うのが理想です。施設の入所者の安全な生活を確保するためには、その大切な睡眠のサイクルにいわば抗う働き方になる夜勤と言う勤務が欠かせないのですが、そこで働くスタッフにとってはその夜勤が大きな負担になっているというケーは少なくありません。

介護施設に欠かせない夜勤の仕事内容

介護や看護の仕事は夜勤があるからできれば避けたい…そんな意見を耳にすることもあります。確かに夜眠気と闘いながらの勤務はいろいろと大変なイメージがあります。夜勤は日勤の時よりもスタッフの数が大幅に減るため、1人当たりの負担が増す上に、勤務時間が長く拘束される施設は少なくありません。夜勤の勤務時間の長さに応じて仮眠時間や休息時間が設けられているにもかかわらず、実際には少ない人数で対応する夜の時間帯はなかなか規定通りに仮眠や休憩をとれないと感じる人は多いようです。

夜勤の仕事内容は夕食や朝食の介助、就寝前や起床時の着替えの介助、夜間の排泄の介助やおむつ交換、巡回や見回り、ナースコールへの対応などで、夜勤明けには日勤のスタッフとの引継ぎをして終了となります。仕事内容そのものは日勤と大差はないのですが、拘束時間が長く、少人数での緊急時の対応など日勤とは違う緊張感を伴うものでもあります。

夜勤中は仮眠や休憩は十分取れないものなのか

多くの人が大変だと感じる夜勤の最大のデメリットは勤務時間が長かったり、夜勤によって生活のリズムが崩れて体力面できつさを感じるという点です。入所者の容体の急変にも限られた人数で対処することが求められ、必ずしも規定通りに休憩や仮眠が取れるとは限らないケースは確かにあるようです。

しかし夜勤にもメリットはあります。その一つに施設によって金額は異なりますが夜勤手当が付くことが挙げられます。人手不足に苦しむ施設が多い中、夜勤手当を高めに設定している施設もあり、働き方によっては給与の額をかなり押し上げることも可能です。また、たとえば施設によっては16時間勤務で夜勤をこなした後は公休日と合せてシフトが組まれていることが多いため、連休を取りやすいというところもあります。

ただし、やはり大切なのは長く健康に働けることなので、いくら給与面などで優遇されるとはいえ、あまりにも過酷な勤務サイクルを続ければ体を壊してしまいかねません。勤務条件に仮眠や休憩時間が明示されていても、現実的にはその通りにならないことはあったとしても、夜勤と言う体に負担のかかる働き方を続けやすいシフトを組むなどの対処のある施設を選ぶことが大切です。

夜勤専従職員として働くメリット

介護職として働き続けたいけれど、家庭の都合でどうしても夜勤はできないと言う人もいるので、同じ介護職の中でも夜勤のない訪問介護などの仕事を選ぶことも対策の一つです。また、夜勤専従職員の募集を行う施設もあります。賃金も比較的高額に設定されており、夜勤専従職員を配置することで日勤の職員が夜勤と両方こなすことで疲弊してしまうのを予防することにもつながります。

介護施設は人を対象とした仕事なので、いくら規定で決められていても時には休憩も仮眠も返上で働かねばならないというケースがでてくることは避けられないのかもしれません。でも、それが日常的になっているだけでなく、その後も連続で夜勤を命じられるなどの状態が続けば、誰でも体を壊してしまう危険があります。そんなときにきちんと無理のないシフトを組むゆとりのある施設を選ぶことが、介護の仕事を長く続ける上では大切なポイントの一つと言えます。

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