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2016年10月09日

認定ケアマネージャーに介護支援専門員がキャリアアップ!メリットやなり方は?

認定ケアマネージャー

介護の世界でこれからも長く働いていきたいとお考えでしたら、介護の世界で使える色々な資格がありますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?受験資格を得る為には、実務経験を要するものもあります。認定ケアマネージャーを受ける場合も実務経験が必要です。

関連:介護職が将来目指したいキャリアプラン!様々なキャリアアップモデルを知ろう

介護支援専門員について

「介護支援専門員」は、別名「ケアマネジャー」と呼ばれています。

主な仕事内容は、

  • 1.サービスを受けたい方のニーズを確認したり、課題を明確にしたりすること。
  • 2.ケアプランを作成し、介護サービス事業者とやり取りしながらとりまとめを行ったり、ケアプラン通りに続けて行けるよう管理すること。必要であれば、変更などを検討する。
  • 3.サービスを受けたい人、その家族、担当者などの中で行われるサービス担当者会議を行ったり、会議内容を記録すること。

などがあります。

現在、介護支援専門員実務研修受講試験を受ける資格があるのは、介護福祉士や社会福祉士をはじめ、医師や看護師、准看護師などの資格取得者や、ホームヘルパー2級課程を修了した人や介護職員初任者研修課程修了者、社会福祉主事任用資格を有する人で、実務経験が5年以上ある方などです。

また、福祉施設などで介護や援助などを10年以降経験している方に、受講試験があります。

介護支援専門員が活躍できる職場は多く、居宅介護支援はもちろん、「老人保健施設」や「特別養護老人ホーム」、「介護療養型医療施設」、「ケアハウス」、「グループホーム」、「保健センター」など多数あります。また、教育機関で講師として働くといった道もあります。

認定ケアマネージャーについて

では、「認定ケアマネージャー」とはどういったものなのでしょうか?こちらは、日本ケアマネジメント学会による民間資格です。平成16年に、ケアマネジャーの資質向上を目指して設立されました。

日本ケアマネジメント学会の会員になれば、認定ケアマネジャーの会に加入可能。認定ケアマネジャーの会では、優れた人材育成を目指し、ハイレベルなケアマネジメント力を身につけるべく支援を行っています。認定ケアマネージャーになれば、マネジメントスキルが高いことをアピールすることもできます。

また、主任介護支援専門員になる為に主任介護支援専門員研修を受ける必要があるのですが、それを受ける為には通常介護支援専門員従事期間が5年必要なところ、認定ケアマネージャーの資格を取得すると3年になります。

将来、主任介護支援専門員になりたいと考えている方にも、お勧めの資格と言えるでしょう。

認定ケアマネージャーになるには

試験は、一年に一度あります。試験を受ける為には、介護支援専門員の資格を要し、実務経験が3年以上あることが必要です。但し、日本ケアマネジメント学会の会員として2年以上あれば、実務経験は2年以上となっています。

学会の会員になって日が浅い方は、非会員として受験してください。実務経験として認められるのは、居宅介護支援をはじめ、認知症対応型共同生活介護、地域包括支援センター(介護予防支援担当)、看護小規模多機能型居宅介護、小規模多機能型居宅介護です。

合格率は、およそ8割となっています。資格取得後は、5年に一度更新手続きをすることになります。

受験申請と書類審査。その後口頭試験に合格できれば、認定証が交付されることになります。口頭試験では、提出した事例の中から出題(3事例)。これらについて質疑が行われます。アセスメントやケアプラン、カンファレンスについて評価され、合否が決まります。

ケアマネージャーとしてキャリアアップを目指すなら、認定ケアマネージャーもお勧めの資格です。是非、チャレンジしてみてください。

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