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2016年09月01日

介護職でも転職で知っておきたい求人用語まとめ!待遇の違いを理解しておこう

辞書

求人情報を見るときに必ず注目する待遇内容。わかりにくい用語も多く、勘違いしたまま働き始め、給料をもらって初めて「こんなはずじゃなかった…」なんていう経験のある人も多いのではないんでしょうか。今回は、勘違いしやすい求人用語を解説していきます。

年俸制とは

介護職でも年俸制を導入している事業所があります。年俸制は、給与の金額を1年単位で決定する制度で、年俸を12分割して毎月支給するケースや、賞与額を引いた金額を12分割して毎月支給するケースがあります。毎月1回以上支払うことが労働基準法で決められているため、「年俸制だから一年分を一括でもらえる」ということはありません。

基本的に残業代は別途支給されますが、初めから時間外手当込みでの金額を提示される場合もあります。1年間に支払われる給与が決定しているため収支の計画が立てやすい、というメリットがありますよ。

記載されている給与額をそのままもらえる?

一般的に記載されている給与額は「額面」になります。「額面」は、基本給や手当の合計金額のことで、そこから税金や保険料などを差し引いて支給されます。求人情報に記載された金額が手取りになるわけではないので、注意が必要です。「額面」として記載されている金額から約2割程度差し引いた金額を「手取り」として想定しておきましょう。試用期間中の給与額は、本採用時より低く設定されている場合もありますよ。

「交通費支給」は安心できない!

「交通費支給」という言葉を目にすることは多いと思います。記載されているからといって安心してはいけません。「交通費支給」の場合、「月1万円まで」など、月の支給額に上限があることがほとんどです。「交通費全額支給」と記載されていれば、交通費は全額支給されますよ。車通勤希望の場合は、駐車場代の自己負担額やガソリン代が支給されるかも確認しておきましょう。中には、駐車場無料の事業所やガソリン代を負担してくれる事業所もありますよ。

「賞与○ヶ月分」って一体いくら?

賞与は、基本給をベースに計算される場合がほとんどです。基本給を低く設定してあり、手当がたくさんあるような事業所の場合は、賞与の金額も低くなってしまいます。基本給がいくらなのか、きちんと知っておきましょう。

週休2日制について

「週休2日制」の前に「完全」という言葉がつくかどうかで大きく変わります。「週休2日制」だと、1ヶ月の間に2日休める週が最低1回以上ある」という意味です。2日休める週が毎月1回しかない可能性もありますよね。一方、「完全週休2日制」だと、「必ず毎週2日の休みがある」という意味になります。週休2日制の場合は、1ヶ月間に何日休めるのか、しっかり確認しておきましょう。

「年間休日数」って?

年間休日数は、事業所の休日や夏季休暇、年末年始休暇などを合わせた休日数です。厚生労働省の調査では、医療・福祉分野の年間休日数の平均は、109.2日となっています。多い・少ないを判断する際には、年間休日110日を一つの目安にすると良いかもしれません。一般的に、有給休暇は含まれていませんよ。

残業について

求人情報で、残業について何も記載されていないことも多いですよね。これは、残業がないということではありません。残業のボリュームが限定できないため明記していない場合が多いんですよ。残業の有無が気になる場合は、必ず確認するようにしてくださいね。

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最後に

ちょっとした表記の差で、待遇は全く異なってきます。「こんなはずじゃなかった…」なんてことを防ぐためにも、転職活動の前に求人用語を正しく理解しておきたいですね。求人用語に自信がある人もない人も、お仕事を探す前に、要チェックですよ!

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