会計事務所など、専門職として安定したいなら簿記の資格を取っておくのがベスト

世の中にはいろいろな資格がありますが、どれを取得するか、ということを考える場合、再就職やパートをする場合その資格がどれだけの価値があるのか、という点と、取得しやすさを両方考えて取るのがいいと思われます。そういう選択基準で行くと、簿記の資格はかなり優先度合いが高いと言えます。

まず、肉体労働ではなく、かつ土日に休みがしっかりとれて、就業時間も普通の9時～5時などの仕事、ということで考えると、会社などでの事務の仕事になりますが、事務の仕事も何も資格がないと、本当に補助の仕事で、当然ながら時給も低く、そして何より競争率が高くて、そういう仕事でさえなかなか採用になりません。そういう時に簿記の仕事を持っていると、基本的に「専門職」としての仕事になりますので、時給も高く、また採用されやすくもなります。

特に、会社ではなく、会計事務所などの仕事は、働く事務所の規模は小さくても安定していますし、仕事も退屈しない程度に忙しく、また当然時給もよく、さらには会計事務所というのは世の中に意外なほど多く、したがって働く場所として探すの野に苦労しない、という点において、非常に優位にあります。

そういう意味で、簿記の資格を取っておくのは非常に良いと思いますが、簿記にも1級から3級まであります。資格として威力を発揮するのは2級以上ですが、3級でもないよりははるかに有利です。3級であれば、通信教育で6か月ほどで獲ることができますし、きちんと勉強すれば確実に合格します。

再就職、あるいはパートの仕事を考えているのなら、簿記の資格にチャレンジしてみましょう。