未経験者が事務職への転職を希望するなら日商簿記２級が超えるべきハードル！

厚生労働省の発表によると、平成２５年４月の有効求人倍率は、前月比０.０２ポイント上昇の１.１７倍となり、これは２３年１ヶ月ぶりの高い水準です。

ただ職種によって大きな違いがあり、「販売の職業」は１.７３倍、「サービスの職業」は２.６倍と、かなり高い水準にある一方、「事務的職業」は０.４３倍となり、相変わらず１倍を下回っております。そのため事務の未経験者が事務職に転職するのは、かなりハードルが高くなりますが、それを乗り越える助けになるのが簿記だと思うのです。

その理由として事務職の求人の中には、簿記の資格を持っていれば未経験者でも可というものがあり、簿記の資格を取得する事により、経験者と同じスタートラインに立てるからです。

実際のところ簿記の資格を取得するために学ぶ知識は、実務的な内容が多いため、簿記の資格を持っていれば即戦力として活躍できます。簿記の試験は様々な団体が実施しておりますが、おすすめは日本商工会議所が主催する、日商簿記の２級になります。

この理由として日商簿記が一番メジャーであり、また簿記の求人はなぜか、１級よりも２級が多いからです。事務職への転職を希望する女性は、日商簿記の２級を目指すと共に、エクセルやワードの基本的な操作を勉強しておきましょう。