求人数が多く、取得しやすく、融通が効き、時給が高い調剤薬局事務の資格は女性向き

最近、調剤薬局（病院の処方箋をもとに薬を販売する薬局）の数が増えている、という気がしませんか？調剤薬局として独立したところも増えていますし、ドラッグストアに併設している調剤薬局も非常に増えているのです。これは「医薬分業」という、今までは病院で診察を受けるとそのまま病院内で薬も出していたものが（院内処方）、診察は病院でして処方箋だけ出し、薬はその処方箋を元に調剤薬局で出す(院外処方）という方向に変わってきたためです。

そのように調剤薬局が増えているということは、そこで働く求人も増えているということです。具体的には薬剤師と調剤薬局事務ですが、両方とも国家資格がいる仕事です。薬剤師は、大学の薬学部を出なければ基本的に離れませんが、調剤薬局事務は実は非常に取得しやすい資格です。最短で3日の研修を受け、合格率９０％以上の試験を受ければ取得できます。

そして仕事としては、調剤薬局での処方箋の受け付け、会計、と比較的簡単で、すぐ覚えることができます。また、どの調剤薬局でも比較的勤務時間の融通が利くので、家庭やライフスタイルとの両立が可能な仕事です。にも関わらず、資格のいる仕事なので、時給は高いです。

以上のように、求人数が多く、取得しやすく、融通が効き、時給が高い、という意味で調剤薬局事務の資格は、女性のとって非常にメリットのある資格だということが言えます。