自己分析で転職を成功させよう！介護士のための自己分析の方法とポイント

誰もが毎日楽しいと思える仕事が出来れば幸せになれるかもしれません。でも、現実的には大きな夢と希望を抱いて仕事を始めても、様々なことで心が折れる経験をすることは内容の違いはあっても誰もが経験することです。

介護の仕事に関してもそれは全く同じで、こんなはずではなかった…と思えるようなことに直面するのは多くの人が経験することです。そんな時自分はこの仕事に向いているのだろうかと漠然と不安を感じるものです。でも、そんなときこそあせらず、感情的になりすぎず、まずは自分自身と向き合ってみることが大切です。

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自己分析をして自分を客観的に見てみる

自分の性格というのは案外自分ではあまりよくわかっていないものです。自分の性格はこうだからと決め付ける前に、まずは自分が考える自分自身の良いところや強みを思いつく限り箇条書きで書き出してみます。

そして次に自分が悪いと思えるところ、直したいと思うところを同じように書き出してみます。書き出してみると、長所にも短所にもおなじ項目が出てくることもあります。つまり性格や性質と言うのは良いか悪いかではなく、もともといろいろな側面を持っているものなのです。

この作業で大切なことは自分の短所だけを挙げてどうすれば治せるかといったネガティブな気持ちになるのではなく、必ず長所と短所の両方をしっかりと考えて書き出してみることです。

自分が将来どうなりたいかをなるべく具体的に書いてみる

自分自身の思いつく限りの長所と短所を書き出してみたら、今度は自分がたとえば3年後、5年後といった時期にどんな風になっていたいかという、具体的な将来像を思い描いてみます。

そのときにたとえば介護職として働くに当たって、どんな仕事内容の職場でどれくらいの年収を希望しているかといったかなり具体的なことまで思い巡らせて想像し、どうしてそのように思うのかという理由を考えてみるようにします。

介護の仕事と一言で言ってもその仕事の内容や立は様々です。将来的には介護の現場をきちんとまとめていけるようなリーダーシップを発揮する仕事につきたいのか、あるいは細かい作業が得意で、縁の下の力持ちのような役割を担いたいと思っているのか、仕事の上でどんな目標を掲げるかは自分の考え方次第で書き出してかまいません。

最後に自己分析に対して第三者から意見をもらう

どんな内容の仕事をしてどんな風になっていたいかという将来像をある程度具体的に思い描いてみたら、何故そうなりたいのかと言う理由も書き添えるのですが、その際にはなるべく前向きにその内容を捉えるようにするのが大切なポイントです。

この理由が全く思いつかない、あるいは前向きに思い描くことが全く出来ないと言う場合は、あるいは介護の仕事に対して自信を失っているのかもしれません。この段階までの自己分析が出来上がったら、今度はそれを自分以外の第三者に見てもらうようにします。

それは友人でも家族でも、学生時代の恩師でも、率直な意見をきちんと述べてくれる人に依頼してみてもらうことが大切なポイントです。自己分析して自分が思っていた自分自身と、第三者の目に映る自分とが全く違うことももちろんあります。

自分で行った自分自身の分析が、たとえその人から見たものとは全く違っていたとしても、むしろその方が収穫が多いものです。そのときに意見を言ってくれる人が変に気を使って自分で行った自己分析にあわせてしまうようなことのないようにきちんと頼み、忌憚のない正直な意見を言ってもらうことで自分で考える自分自身と他人から見た自分自身を比較することが目的でもあります。

特に転職を考えるなら、まずは自分自身をきちんと分析し、具体的な目標を定めてみることは自分に合った職場と出会うためにもとても大きな意味のあることです。