介護職はどんなやりがいがある？介護の仕事のメリット・デメリットをチェック

介護職は立派と言われるけれど、仕事のやりがいとは？

世の中には様々な職業がありますが、なかでも人のお世話をするという仕事は非常に大変です。例えば医療に携わる仕事はその最たるものとも言えるのではないでしょうか。誰かを助ける、ということはご自身にもそれ相応のしんどさがあります。医療関係以外ですと、やはり最近では「介護職」にスポットが当たることも多いでしょう。ニュースなどでも、たびたび介護職の大変さについて特集されるなど何かと注目を集めるお仕事です。

一般的な介護職にイメージはどのようなものでしょうか。高齢者向けの施設で、身の回りのお世話をする。幅広いサービスの提供が求められるという印象も強いでしょう。大変立派な仕事ではありますが、同時に非常にハードな労働であることも印象強いです。では実際に、介護職に就くことで得られる仕事のやりがいとは一体どんなものなのでしょうか。

介護職で働くことのメリットとは？

介護職についている方の声としてよくあがるのが「やりがいを感じる」というものです。というのも、ご高齢の方や利用者の方が自力でできないことを手助けしてあげたり、直接のやりとりをする仕事であるため「ふれあい」というものを直に感じることが出来ます。感謝されることも多いため、今自分が必要とされているんだということを直接感じやすいというのは大きな特徴ではないでしょうか。

またメリットとしてあげられるのは、やはり「就職のしやすさ」というのもひとつ注目のポイントです。今や引く手数多と言われるこの業界は、常に人員を募集している状況でもあります。今後ますます進んでいくであろう超高齢化社会において、介護職の必要性というの非常に高まっていくことが容易に想像できます。どこかしら求人をしている、という状況は仕事を探している立場からしてみれば非常に有り難いことでしょう。

また資格を取ることでスキルアップを目指したり、手当が支給されることもあります。お給料が増えることももちろんですが、自身のスキルを向上させることもまた大きな意味を持つでしょう。介護に関する資格は様々なものがありますので、ひとつずつ勉強していくのもまた楽しみに繋がります。

逆に介護職におけるデメリットとは？

やはりいいところだけではなく、こういう側面もあるということを知っておくのがいいでしょう。介護職におけるデメリットとしてはやはり「ハード」さがあげられます。もちろん仕事というのはどれもそれぞれに大変さがあるものですが、介護職においては常に人手不足という状況もあってか、ひとりに与えられる仕事量が多い傾向にあります。

また、人と人が直接接する機会も多いため対応などに一層気を配らなければならないという点も強調したい所です。利用者さん本人だけでなく、そのご家族の方ともやりとりしなければならないなど、思いやりの心以外にも対応が必要となることがあります。感謝されることが多い分、常に見られているという意識も忘れないようにしましょう。

様々な施設で働いてみるのもおすすめです

介護職は先ほども言ったように、多くの所が求人を出しています。もし今勤めているところの条件が不満である、ハードワークすぎるといった場合は、別の施設にうつってみるのもいいでしょう。人の世話をする、という立場の方がボロボロになるまで働いて面倒を見る、なんてことになったらどうですか？利用者の方に心配されてしまうかもしれません。まずは自分の体を最優先にしながら、自分に合った職場探しというのも視野に入れてみるといいでしょう。やりがいのある仕事だからこそ、その分色んな可能性も広がっていきます。是非介護職を前向きに捉えてみてください。