心理カウンセラーの資格は、メンタルケアだけではなくコミュニケーションにも活かせる

近年、学校、企業、あるいは災害時などのメンタルケアのために心理カウンセラーが派遣されることは、ごく一般的になっています。カウンセラ―として、心のケアを必要とする人をサポートしたいとお考えの方は少なくないと思います。

また、人と接することの多い職業の方が、仕事に役立てるためにカウンセリングを学ぶこともあるそうです。カウンセリングを学べる学校、講座等は数多く、通信教育も充実しており、忙しい人、通学の難しい人でも学習が可能です。

カウンセラーの資格については、今のところ国家資格はなく、心理学関係の学会、団体等がさまざまな民間資格を設けています。資格取得がすぐに仕事に結びつくとは限らないようですが、心のケアに対する関心が高まり、カウンセリングが日常的なものになりつつある中で、カウンセラーの需要は増加していくと思われます。

また、カウンセリングの学習を通じて、自分自身を見つめ直し、人と人との関わりについて学び、コミュニケーション・スキルを高めることができれば、カウンセリングを学ぶことには大きな意義があるのではないでしょうか。