2016年04月24日
保育士はどれくらい貰ってるの?施設形態別のボーナス金額の平均
保育士にも、年に2回のボーナスがありますよね。毎月の給料とは別に頂けるボーナスは、本当に有り難い存在です。ですが、「他の保育士さんは、どのくらいの金額をもらってるの?」と、気になった事がある方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、保育士の勤務先(施設形態)ごとのボーナスの平均金額をご紹介していきます。
ボーナス金額の違い
厚生労働省の調査結果を見ると、平成25年度における保育士全体の年間のボーナス等の金額は、540,000円とされています。保育士全体としての平均のボーナス金額は、1年間でこれくらいのようです。では、保育施設の形態ごとに見ると、その差はあるのでしょうか?まず、施設が公立か私立かというところで、多少の差が出てくるようです。関東圏の施設で調べてみると、ボーナス金額の上位から、
- 公立保育園
- 認定こども園
- 病院内保育
- 私立認可保育園(社会福祉法人が運営)
- 私立認可保育園(株式会社が運営)
- 認証保育所
- 企業内保育
- 認可外保育園
となっています。
やはり、公立の保育園の待遇の良さは歴然ですね。平均して、月給の3か月分以上となっています。私立の保育園では、企業が運営する所よりも、社会福祉法人が運営する保育園の方が若干高額のようです。全体的には、月給の2か月分くらいが、ボーナス金額の平均値と言えるでしょう。ですが、私立の場合は、残念ながらボーナス自体が無いという施設もあります。
他の職業と比較すると?
他の職業と比べると、保育士のボーナスはどうなのでしょうか?比較してみますと、女性が多い一般事務よりも、保育士の方がボーナス金額の平均は高いようです。施設形態によって多少の差はありますが、保育士という職業は世の中の景気が大きく影響する仕事ではない為、他の職業と比較しても安定したボーナス金額だと言えます。