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2016年02月20日

最近は給料や労働環境が見直しされている!離職率が高い保育士の現状

最近は給料や労働環境が見直しされている!離職率が高い保育士の現状

子供のキャッキャッする夢のような職業と思われがちな保育士ですが、その実態は非常に離職率が高いというのが現状です。しかし、そんな保育士の労働環境や給与についての見直しが現在行われており、今後は保育士に対する待遇が良くなると言えるでしょう。

保育士は離職率が高い?

保育士の離職率が高いというのは、残念ながら事実です。実際にテレビやネット上では常に保育士不足を問題としており、一人でも多くの保育士の力が必要とされています。では、何故離職率が高いのかというと、一番の問題は給与面での不遇。一般的なサラリーマンと労働時間が変わるわけでもないのに、一般的な保育士の平均月収はたったの18万円程度とされています。

手取り15万円以下といった極端に給与の低い職業よりはましですが、世間的に見て少ないことに変わりはありません。さらに、新人の場合はもっと少ないなんてこともあり、今まで改善が見られなかったのがおかしいくらいです。これと同時にモンスターペアレントによる人間関係のこじれ、子供を預かる責任などで離職してしまうことも多くなっています。

参考:保育士が転職時にチェックしたい!人間関係の悪い職場を避けるポイント

保育士の給与が上がった?

保育士の給与が上がったという、保育士にとって嬉しいニュースが最近になって話題となっています。これは深刻な保育士不足が原因とされ、なんと東京では現在、求人倍率が5倍とも言われるほど。これに伴い待機児童の数も徐々に増えており、一刻も早く何とかするべきだと、やっと国が動いてくれたようです。では、具体的にどのくらい給与が上がったのかというと、合計で5%のアップ。なぜ合計なのかというと、5%のうち2%は公務員給与の見直しによるもので、残りの3%が2015年に実施された「子ども・子育て支援新制度」によるものとなっています。

5%というと分かりにくいかもしれませんが、20万円もらっていた場合は毎月1万円のアップ。これはかなり大きいのではないでしょうか。しかも、給与のアップはこれで終わりというわけではありません。今後も給与の引き上げが想定され、徐々にではありますが、最終的には新卒でも20万円の給与、あるいはそれを上回る給与が支給される可能性もあるのです。

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労働環境の見直しも?

上記で説明した待機児童問題の対策として安倍政権では「待機児童解消加速化プラン」というものが作られました。これは、保育士の数を増やすと同時に既存保育士の待遇についても改善していくというもの。これによって保育士の労働環境は今後も改善していくものと思われます。しかも、先ほどのプランには有資格者の再雇用も含まれており、これによって人不足が解消すれば自然と労働も楽になるでしょう。

これに加えて、先ほども話したように現在は深刻な保育士不足。このことから、今務めている保育士が辞めてしまえば、国としても困ることになります。しかも、少子高齢化によって若い保育士も減っており、このままでは待機児童が増える一方です。そんな状況で労働環境が改善されなければ、さらに悪循環は深まるこことなります。労働環境も給与と同じで一括解消というわけにはいきませんが、今後も国に訴えていくことで少しずつ改善がみられるはずです。

参考:保育士の転職でこんな職場に要注意!ブラック保育園を見分けるコツ

保育士になるなら今?

保育士として保育園などで働くなら今がチャンスかもしれません。というのも、保育士不足を解消するために積極的な求人募集が多く、今なら職場を選びやすい状況です。逆にこれから労働環境や給与の見直しが進み、保育士資格を持っていて働いていなかった人が働き始めれば、それだけ職場の選択幅が狭くなるということになります。もちろん、すぐに解消する問題ではありませんが、給与の改善などもあって今は絶好のチャンス。保育士資格を無駄にせず、働き口を探してみてはどうでしょうか。

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