2016年05月25日
保育士のUターン・Iターン転職の特徴は?気になるメリットや流れをチェック
時々耳にする「Uターン」や「Iターン」といった言葉、なんとなくは知っているけれど、詳しくは分からないという方が多いのではないでしょうか。Uターン・Iターンの転職、保育士の場合のメリットなどをまとめました。
目次
Uターン転職・Iターン転職って何?
Uターン転職とは?
地方で生まれ育った方が、都心の学校に行ったり都心で就職したりした後、地元に戻って再就職をすることを「Uターン転職」と言います。都心の学校を卒業後、新卒で地元の企業に就職した場合には「Uターン就職」と言います。
Iターン転職とは?
都心で生まれ育った方が都心で就職した後、地方に移住して再就職することを「Iターン転職」と言います。通常の転職とは異なり、転職活動には時間とお金が多く必要となります。日帰りできない距離の転職を希望する場合には宿泊なども必要となりますので注意が必要です。
Uターン・Iターン転職のメリットは?
時間とお金をかけてまで転職をするメリットはどこにあるのでしょうか?
自然の多い環境で暮らせる
夜中でも明るい都心とは違い、地方では夜は真っ暗・・・ということもあります。時間に追われがちな都心とは異なり、保育の環境にも自然が多いのが特徴です。自然が身近にあり、ストレスの少ない環境で子どもたちに囲まれた生活を送ることができます。
通勤ラッシュとは無縁
都心では毎日ギュウギュウ詰めの電車に揺られて通勤、というのが当たり前ですが、地方では自家用車での通勤が必要なこともあります。ゆったりとした通勤ができると、ストレスもかかりません。
生活費が安くつく
家賃・物価が都心よりも安いのが地方の特徴です。同じ間取りの賃貸物件でも駐車場アリや安い物件が見つかることもざらにあります。
慣れた土地に住める
Uターン転職の場合は、生まれ育った地元に戻りますので実家の近くや慣れ親しんだ土地に住むことができます。
Uターンの場合には、あまり不安がないかもしれませんが、Iターンの場合には気をつけておきたい面もあります。それは、地方では独特の習慣があったり、交通面で不便を感じたり、休みの日に娯楽が少ないと感じることもあるということです。また、給与面でも都心に比べると手取り額が減ったりしますので、生活面で不安なことがないかどうかを確認しておきましょう。
Uターン・Iターン転職の流れは?
では、実際にUターン転職・Iターン転職にチャレンジしてみよう!と思ったら、どのような流れで転職先を探せばいいのでしょうか。
求人を探す
都心とは違い、地方では求人数が少ない場合があります。自分が住みたい地域で、希望する求人があるかどうかを知ることが第一歩となります。
面接スケジュールの調整
求人が複数あり、いくつかの転職先で面接を受けられるような環境が整ったら、なるべく1度の移動で全ての面接が受けられるように、スケジュールを調整する必要があります。スケジュールには余裕を持ちつつ、スムーズに日程がこなせるようにしておきましょう。
面接を受ける
面接に行く際には、きちんと相手方の連絡先をメモしておくようにしましょう。地方では移動に時間がかかることもありますので、ちょっとしたトラブルが遅刻の原因になる場合があります。また、就職を希望した理由もしっかりと考えておき伝えることが必要です。なぜその土地の保育園を希望するのか、という点をしっかりとアピールしましょう。
引越し
面接後、無事に内定をもらい転職が決まったら、勤務開始日までに引越しや色々な手続きを済ませておく必要があります。郵便局での転居届け・銀行や免許証の住所変更届・ライフラインの手続きなどありますのでスムーズに済ませられるようにしておきましょう。