2016年09月26日
アピールできる職務経歴書の書き方と例!介護士の転職に活かしたいコツ
介護職に限ったことではありませんが、転職をする際には履歴書とともにこれまでの勤務内容を記した「職務経歴書」を提出する必要があります。自分のキャリアを知ってもらうための重要な書類ですから、しっかりとアピールできる内容のものを提出したいものです。
そこで、転職の際に活かせる職務経歴書の書き方について、まとめました。
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目次
職務経歴書の基本的な書き方について
まずは職務経歴書の基本について知っておきましょう。
手書きorパソコン作成、どちらがいいの?
履歴書については手書きで作成することが基本ですが、職務敬礼貴書に関しては手書きでもパソコンによる作成でも問題はありません。手書きの場合は、履歴書と同様に誤字脱字のないように注意し、黒のボールペンや万年筆で丁寧に書くようにします。パソコンの場合は、見やすい形式を心がけます。
職務経歴書に形式はあるの?
職務経歴書には、時系列に業務の内容を書き出す「編年式」と、これまでに携わった職種や業務ごとに経歴をまとめる「キャリア式」があります。過去の職務経験が短い場合や、一般的な職務経験しかない場合には編年式が書きやすくておすすめです。これまでにも介護職に就いてキャリアアップをしてきた方にはキャリア式で経歴をアピールすることをおすすめします。
業務内容は数字でアピール
業務内容で、特に力を入れていたことがある場合は具体的に「○年」などを数字を入れると分かりやすくなり、相手方の目にも留まりやすくなります。
資格について
採用を担当する方が、応募者のことを知るために重要な項目の一つとなるのが「資格」です。介護にはケアマネジャーや介護福祉士といった公的な資格と、サービス介助士・認知症ケア専門士などの民間の資格がありますが、どちらの場合でも書いておいた方がいいでしょう。
また、一見して介護とはかかわりのないように思える「自動車運転免許」や「教員免許」なども持っていれば、記載しておくことをおすすめします。
研修の実績について
資格ほどしっかりとしたものではなくても、介護に関する研修を受けたことがあるのであれば記載しておくことをおすすめします。応募者にどのようなスキルや知識があるのかを知ってもらうための大切な情報となります。
その他
職務経歴書を見直して、「職位(役職)」の欄以外に空白があると、意外と目立ってしまいます。なるべく欄はすべて埋められるように努力しましょう。
職務経歴書の具体的な書き方
これまでに勤務していた職場に合わせて、どのように職務経歴書を書けばよいのか、具体的な例を挙げていきます。
訪問介護の場合
ヘルパーの資格を取得後、訪問介護員として○年のキャリアを積んできました。現在の職場には○名以上のスタッフがいますが、全員で情報を共有しチームケアの重要性を学んできました。利用者様やご家族の方から相談を受ける機会もあり、在宅介護のやりがい・重要性を感じています。
有料老人ホームの場合
勤続○年の間、身体介護、食事や入浴・排泄の介助を始め、レクリエーションなども担当してきました。入居者様に楽しんでもらえる活動を他のメンバーと企画・実行してレクリエーションの重要性を学びました。レクリエーションを通して得た成功事例や喜びは、私にとって財産になっています。また、介護スタッフ以外の看護師やケアマネ・相談員たちとの連携の大切さについても学びました。
デイサービスの場合
1日で最大○名の利用者様の送迎運転、入浴・排泄・食事の介助やリハビリ訓練の補助などを担当しました。他のスタッフとの連携の重要性や、利用者様がリハビリを頑張ってくださるように言葉がけをすることの重要性を学びました。