2016年06月16日
保育施設での食中毒の感染予防のポイントをチェック!保育士も注意
暑くなってくると心配なのが、食中毒です。小さな子どもにとっては、食中毒が命取りになってしまうこともあります。そこで、食中毒を防ぐ方法やポイントについて考えてみましょう。
保育施設での食中毒の予防のポイント
手洗いの徹底
手洗いは、一番簡単でありながら、確実に食中毒を防ぐことができる方法です。外遊びの後や給食やおやつの前には必ず手洗いをして、清潔な手指で食事をするようにしましょう。
施設の清掃
保育施設には、さまざまな菌やウイルスが付着しているため、これらが食中毒の原因となってしまう可能性もあります。そのため、床や壁・ドアノブなど、細かい部分の清掃も重要です。また、0歳から2歳までの乳児の場合は、おもちゃを口に入れることも多いため、おもちゃを毎日拭いて清潔に保つことで、食中毒や風邪の蔓延を防ぐことができます。
排泄物の衛生管理
オムツ替えなどの際の排泄物の管理は、食中毒予防においてとても重要です。オムツ替えは、食事や調乳をするスペースとは切り離しましょう。また、オムツ替えの際にはエプロンを取り外したり、手洗いを徹底するなど、排泄物からの菌を付着したままにしないことも大切です。
調乳方法に注意
乳児の場合、調乳する際にも注意が必要です。調乳前には手洗いを徹底し、調乳専用のエプロンをかけるとより安全です。
水遊びの後はシャワーを
夏になると、プール遊びを取り入れている保育所も多いのではないでしょうか?プールからのウイルスや菌が食中毒を引き起こすこともあるため、水遊びの後にはシャワーをしっかりと浴びて、体をキレイにしましょう。
施設内で食中毒者が出たときには?
食中毒者が出てしまった際には、食中毒者を増やさないようにすることが重要です。嘔吐や下痢など、食中毒と思われる症状のある園児が出た場合には、排泄物や吐瀉物の取り扱いに気をつけましょう。