保育士として働くなら身に着けておきたいスキル＆資格まとめ

子供と毎日楽しく接する保育士さん。女性なら一度は憧れたことがあると思います。そんな保育士になる夢を諦めず、大人になって叶えた、または叶える予定がある、という方向けに今回は保育士として働く時、ぜひ身に着けておいてほしい資格とスキルをまとめてみました。

音楽と美術に関するスキル

これは保育士試験の際にも要求されるスキルではありますが、場合によっては身に着けなくとも保育士資格を取得できます。しかし、音楽と美術については実際に働くうえで絶対に身に着けておいてほしいところです。というのも、保育士として働く場合、ピアノやオルガンなどの楽器を弾きながら子供とお遊戯をしたり歌ったりということが多く、やはり音楽が出来るのと出来ないのとでは子供とのコミュニケーションの幅が変わってきます。それに、美しい音楽は子供の成長へ良い影響をもたらすでしょう。

美術についても保育士として働く場合は必須。たとえば子供がヒーローやヒロインの絵を描いてと言ってきたとき、まるで落書きのような絵では子供もがっかりです。美術は生まれつきのセンスもありますが、練習すれば誰でもそれなりのスキルは見につきます。ちょっとしたものが描けるだけでもいいので、なるべく練習しておいてください。

心理学

有名な心理学の資格。これも実は保育士として働くうえで取得しておきたいもののひとつです。子供と言っても一人の人間であることに変わりはなく、時には複雑な感情を抱くこともあるでしょう。心理学を身に着けていれば、そんな複雑な気持ちをいち早く察することができますし、親への対応も今以上に冷静になれるはずです。実際に取得してからゆとりを持った対応ができるようになったという方も多く、日常生活にも役立つものなので、持っていて損はないでしょう。心理学と同時に心理カウンセリングなどの資格もあるので、いくつか取得しておくと強みになると思います。

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チャイルドマインダー

こちらは聞きなれないかもしれませんが、イギリスで誕生した資格のひとつ。保育士として保育園のような大規模施設に務めるのではなく、少人数の子供を自宅などで面倒を見る際に必要となるスキルです。保育士として個人で開業しようと考えている方は取得しておくことをおすすめします。少子化の影響なのか分かりませんが、実際に取得している方が非常に増えている資格でもあり、一般的な保育園に務める場合も、子供一人ひとりの個性や特性を見極めるうえで大変重宝するでしょう。

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ベビーシッター

保育士として働くうえで持っておくと役に立ち、さらに働き口に困らない資格がベビーシッターです。今や夫婦共働きが当たり前になった時代ということもあり、ベビーシッターの需要は急上昇中。今後もベビーシッターを利用する機会というのは増えていくことでしょう。

絵本専門士

こちらは平成26年から取得がスタートした新しい資格ということもあり、今保育士の間で注目が集まっています。ようは名前が表している通り、絵本のスペシャリスト的存在になるというもの。絵本専門士を身に着けることで、今よりも絵本を上手に読み聞かせが出来るため、子供の興味を引くことができるでしょう。たとえば、保育士として働いているのに朗読が下手で、いつも絵本を読んでいるうちに子供が飽きてしまう、なんて方は取得しておいて損はありません。もちろん読み聞かせだけでなく、オリジナルの絵本を作成したり、子供にぴったりの絵本をチョイスしたりといった技術も身に着いていきます。

絵本専門士に限ったことではありませんが、多くの資格は保育士として働きながら取得することが可能です。まだ保育士以外の資格を持っていないという方は、時間に余裕を作っていくつか取得しておくと今後のためになりますよ。