2016年06月23日
高齢社会・高齢化社会・超高齢社会の違いは?いまさら聞けない定義について
今更聞けないそれぞれの違い、定義について知っていこう
「高齢社会」「高齢化社会」「超高齢社会」など、最近何かとこのワードを耳にすることが増えていませんか?何となくニュースで聞き流しているという方も多いでしょう。実はそれぞれ同じ言葉のように見えて違いがあります。これらの言葉を分類する定義とは一体どのようなものか、簡単にまとめてみましょう。
高齢社会、高齢化社会、超高齢社会、3つの違い
まず前提として、高齢者は65歳以上の方を指します。その上で先ほどもあげた3つに分類することが出来るのですが、まず「高齢化社会」は高齢化率が7〜14%の時。続いて「高齢社会」は高齢化率が14〜21%の時。「超高齢化社会」は高齢化率が21%以上の場合、という割合で分けることが出来ます。同じような言葉に見えるかもしれませんが、数値にして表してみるとかなりの差があることが分かります。そして現在、最も懸念されているのが「現代の超高齢化社会への突入」です。これは未来の話ではなく、現在進行形で進んでいます。
これからの未来についてひとりひとりが考える
長生きをすることはとても素晴らしいことですが、健康にイキイキとした暮らしが送れるかどうかはまた別の話です。ただお年寄りが増えるばかりの世の中をなんとなく眺めているのではなく、これからどのようにしていけば高齢者の方や若者がうまく生活することが出来るのか。それについてひとりひとりが考えなければならない、そんな時期に来ているのではないでしょうか。