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2016年10月10日

看護小規模多機能型居宅介護で働くメリット!介護の職場としての特徴とは

聴診器とファイル

家族の介護が長く続く方も少なくありません。そんな時、看護小規模多機能型居宅介護の存在は、利用者だけでなく自宅で介護をする人にとっても力強い味方です。

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看護小規模多機能型居宅介護について

看護小規模多機能型居宅介護とは、通所介護をメインに複数のサービスを受けることができるといったもの。通所介護をはじめ、必要に応じてショートステイ(短期入所生活介護)や訪問看護、訪問介護を受けることができます。

医療管理も行ってくれますので安心。介護と看護で在宅介護をサポートすることができるので、看護や医療が必要になった方も、自宅での介護の可能性が高まります。

介護や医療を必要としている方の中には、できるだけ自宅で過ごしたいと考えている方も少なくありません。そういった方にとっても、嬉しいサービスですし、臨機応変に対応してくれるので介護する人にとってもメリットがあるサービスだと言えるでしょう。

また、利用したい時は一つの事業所に申し込むだけで全てのサービスを受けられるのも良いところです。利用できるのは、要介護1~5の方です。

看護小規模多機能型居宅介護の目的とは

症状が安定していない高齢者の方や退院したばかりの方が、自宅での生活が安心してできるようにとの目的で、看護小規模多機能型居宅介護が生まれました。また、末期がん患者の中には、自宅で最期の時を過ごしたいと考えている方も少なくありません。

できることなら、本当に最期の時だけ病院で過ごしたいというのが本音の方も多いそう。こういった方や、その家族の方ができるだけ負担を感じずに、自宅で過ごせるようにとの理由もあります。

働くメリットについて

看護小規模多機能型居宅介護で働く一番のメリットは、何と言っても様々な面で学びが多いことが挙げられます。つまり、自分が成長する為にも良い職場なのです。介護度が高い方に対する介護スキルも身につきます。

また、介護だけでなく看護との連携についても実際に現場で学ぶことができますし、しいては、介護、看護、地域が如何に上手く連携して在宅介護を支えて行けるのか、それについても体で学んでいくことができます。これもまた、自身のスキルアップに繋がることだと言えるでしょう。

そして、利用者がより快適により安心して自宅で生活ができるように努めて行くことができるのも、この職場で働くメリットではないかと思います。自宅で介護する家族にとっても心強い存在になれます。

利用者の中には、あまりコミュニケーション能力が高くない方もいますし、人見知りをする方もやはりいます。そんな中、サービスを受ける際にその都度違うスタッフに接するよりも、認識があるスタッフから毎回サービスを受ける方がストレスは少なくて済むでしょう。利用者の中にはそれに安心している方もいるのです。看護小規模多機能型居宅介護には、そういった良さもあります。

地域包括ケアと看護小規模多機能型居宅介護

ご存知のように、日本は今高齢化社会であり、この先更にそのスピードは高まって行くと見られています。2025年には、所謂団塊の世代が75歳を超えます。その数、現在およそ800万人。これにより、今後介護を必要とする人が益々増えて行くと考えられています。

中には、認知症になる方もいることでしょう。こういったことからも、地域包括ケアシステムを構築することが必要だと政府は考えています。よりしっかりとした介護支援はもちろん、社会基盤を整備することも必要だとされています。

こういった背景があることからも、介護と看護、医療が連携して在宅介護を進めて行く看護小規模多機能型居宅介護は注目されています。今後、看護小規模多機能型居宅介護は更に増えて行くことでしょう、2025年まで、もう10年を切っています。

今から学びスキルを身につけておくことは、介護の現場で更に活躍できる人材になれるチャンスでもあります。

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