2016年07月09日
「デイサービス」の種類や特徴って?介護士の職場として注目したいポイント
目次
介護士として働きたい!「デイサービス」の種類とは?
今、介護の仕事というのはどこも多くの人手が求められており、それは今後も変わらないでしょう。ますます注目されることは間違いありませんので、今から介護職に関する資格を取得することは非常にオススメです。さて、いざ資格などを取ってみたはいいものの、どのようなところで働いていけばいいのか具体的なイメージがわいてこない、自分にどんな施設が向いてるのか分からないという方も多いでしょう。そんな方にまずおすすめしたい職場としてよく「デイサービス」がおすすめされます。
デイサービスとはいわゆる通所介護のことで、一般的には送迎付きのところがほとんどです。朝からワゴン車など大きめの車で迎えの巡回に向かい、施設に全員がそろってから一日のスケジュールが始まります。何かを作品を作ってみたり全員でレクリエーションを楽しむ、合間に順次利用者さんを入浴させたりご飯を食べたり、一通り終えたらまた送迎車でそれぞれの自宅まで送り届ける、というのがデイサービスで行われる主な一日の流れです。
夜勤なども少ないので経験が浅くても働きやすい
先ほど述べたように、デイサービスは午前から夕方の間までの時間で勤務することがわかります。全てがそうではありませんが、デイサービスは夜勤などが殆どないため介護士として働くにあたり、時間の拘束が比較的ゆるめなことが大きな特徴として挙げられます。決められた時間で働くということで、まだ介護士としての経験が浅い方、未経験の方でも働きやすいので、はじめにデイサービスの施設を選ぶということがおすすめされるようです。しかしこのデイサービスもいくつか種類があります。一例ではありますが、それぞれの種類と特徴についてご紹介していきましょう。
通常規模、もしくは大規模デイサービス施設
一日あたり20名〜40名程度の人数が訪れるのが通常規模、50名以上が集まる所は大規模デイサービス施設になります。それだけの人数を収容できる大きめの施設であることが特徴で、食事などもその施設にある厨房などで作られることも多いようです。入浴設備も整っているなど、一度に多くの人数で入浴することも可能な場合が多く、大勢の人数と交流できたりワイワイとした雰囲気がお好きな方におすすめです。
ただたくさんの人と関わるため、一人一人と向き合っていきたいと考えている方には少し物足りなさを感じることもあるでしょう。多くの人の中でやりがいを見出しながら介護士を目指したい方におすすめです。
民家タイプのデイサービス施設
いわゆる普通の一軒家をデイサービス施設に見立てたものです。人数も通常規模のデイサービスと比べて格段に少なく、殆どの場合が10名以下ということが多いようです。メリットはやはりアットホームで気軽に訪れられるところで、いかにも施設!というのが苦手な方も利用しやすいという点です。利用者さんとの距離も近いので、一人一人で接することが出来るなど人と向き合いながらお仕事したい方におすすめ。
ただ大きめの施設に比べると設備などが不十分であったり、受け入れの際スムーズに物事が進めにくいという点もあります。各問題にじっくり取り組んでいく必要があるので、そういったことが苦手でなければおすすめです。
自分に合った働き方を考えてみよう
この他にもリハビリ型のデイサービス施設など、様々な種類があります。どれも働き方に若干の違いはあるかもしれませんが、基本的に介護士として行う業務のベースは同じです。後は自分に合った働き方がどういったものなのか、を見極めることが重要と言えるでしょう。今後もますます発展や進化が期待されるデイサービス、介護士として働く職場におすすめです。