2016年08月15日
介護士の職場の人間関係を改善する方法は?こじれてしまう理由と対策
介護士の職場で人間関係の悩みを抱えている人は多いものです。人間関係が原因で転職や退職をする人も少なくありません。なぜ、それほどまでに人間関係がこじれてしまうのでしょうか。今回はその理由と対策についてまとめてみました。
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目次
こじれてしまう原因とは…?
なぜそんなに人間関係がこじれてしまうのでしょうか。
人手不足が大きく影響
人手不足だと仕事の負担が大きくなりますよね。忙しいと誰でもイライラしてしまいます。仕事に追われて、職員同士のコミュニケーションが不足してしまい、お互いの人柄を知ることができません。また、働き始めたばかりの職員が、先輩や上司に質問しようとしても、忙しすぎれば、質問するタイミングもなかなかなく、忙しさでイライラしているところに質問すれば、怒られる確率も高くなってしまいます。人手不足は、職場の人間関係に大きく影響しているのです。
考え方の食い違い
介護の仕事はチームプレイが基本となりますよね。利用者の情報交換や状況把握も必要なので、職員同士の関わり合いが深くなります。そうすると、考え方の食い違いが出てきたり、相手の言動や行動が引っかかったりしてしまうのです。
関わる人が多い
介護の仕事では、職場の上司や同僚をはじめ、施設の利用者やその家族、業者の人たちなど、多くの人と関わります職場によっては、医師や看護師のご機嫌をうかがいながら、上司のご機嫌をうかがいながら仕事をしなければならないこともあり、結果として利用者やその家族と向き合う余裕を失ってしまうこともあるのです。
職場の仲間とうまく付き合うには
職場の仲間と上手に付き合っていく方法は、人それぞれだと思いますが、特に気を付ける点を挙げてみました。
感謝の気持ちを持つ
忙しさのあまり、「手伝ってもらって当然」になっていませんか?「ありがとう」、「助かった」など、きちんと感謝の気持ちを伝えていますか?お互いがささえ合っていることを忘れてはいけません。相手に感謝の気持ちを持ちましょう。思っているだけでは伝わりませんので、言葉で伝えることが大切ですよ。特にリーダーは、職員の頑張りに対して、褒めたり感謝の気持ちを伝えることが必要です。
たくさん声をかける
忙しすぎるとコミュニケーションが薄くなってしまいがちですよね。相手から話しかけられないからと言って、自分も話しかけないようでは、いつまでたっても仲良くなることはできません。相手のことを知るためにも、自分のことを知ってもらうためにも、できるだけたくさん声をかけ、会話を重ねましょう。相手の人柄を知ることが、よい人間関係に繋がります。
楽しむ気持ちを忘れない
業務に追われ、淡々と作業をこなしていませんか?「楽しもう」という気持ちを持って仕事をしてみてください。そのために忘れてはいけないのが「笑顔」です。利用者には笑顔で対応しますよね。職員同士でも笑顔を心掛けましょう。笑顔は、その場の雰囲気を明るくし、気持ちにも余裕を持たせてくれます。自分の気持ちに余裕が持てれば、周りの人にも優しい気持ちで接することができますよ。
どうしても難しければ転職もアリ
どうしてもうまくいかない、すぐにでも環境を変えたい、という場合は、転職も一つの方法です。転職の際には、施設の内情に詳しいアドバイザーがいる介護士専門の転職サイトを利用し、待遇面はもちろん、良いリーダーがいるか、人間関係が良好かを確認しておくと安心ですね。人間関係が良好な施設では、コミュニケーションがしっかりと取れ、仕事もスムーズに行えます。人間関係のストレスも、仕事のストレスも激減するかもしれませんね!