2016年09月14日
忙しいのに介護士の体重は増えやすい?太りやすくなる原因と対策とは
介護士の仕事を始めてから太ってしまった、という声はよく挙げられることもあります。太りやすくなる原因は、介護士の職業に特徴もありますが、改善策はいろいろありますので、原因をおさえて自分に合った対策を始めていきましょう。
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目次
介護士が太りやすくなる原因とは?
太りやすくなる原因として、まずよく挙げられるのが、介護職のストレスです。介護士が受けるストレスはさまざまな場面で言われることがあるでしょう。人間関係など、職場環境のストレスもありますが、介護職はサービス残業などが問題になるなど、時間外の労働も珍しいことではないため、このような労働状況も関係してきます。
また、夜勤のシフトなども原因の一つです。夜勤と日勤が混ざるシフトだと、生活リズムを維持するのも難しい部分がありますね。夜勤や残業などで不規則な生活になってしまい、食生活や生活習慣が乱れてしまうことも、肥満につながってしまう背景となるでしょう。
ストレスと重労働と過食の関係
イライラしたり、疲れが溜まったりすると、ついつい食べ物を食べ過ぎてしまう、甘いものばかりを食べてしまう、という場合がありますが、介護士の仕事のストレスで、過食を引き起こしてしまうことがあります。また、介護士の仕事はハードなことでも知られますが、重労働な部分があっても、ランニングなどの有酸素運動と比べると、思ったほど健康的に消費できていない場合も考えられるでしょう。そして、重労働の疲労から食べ過ぎてしまうことも肥満の原因につながります。
改善しづらい生活習慣
シフトに合わせた生活をしていると、不規則な食事時間になってしまうこともあり、食べられる時に食べておく、というように、お腹がすいているかどうかに限らず食事をとらなければいけないことも。これによって、自然な満腹の感覚がわからなくなってしまう時もあるでしょう。
肥満対策は自分に合わせて
職場環境がどうしても合わない時や、介護士の仕事自体がストレスに感じている時などは、思い切って転職を検討するのも一つの方法です。ですが、改善できるポイントはほかにもありますので、まずはできる対策から心がけてみるのも良いですね。
ストレスを解消しよう
ストレスを解消するのは簡単にはいかないこともありますが、できることから始めてみましょう。大切なのは、食べることでストレスを解消しない、ということです。過食をしそうになったら、深呼吸して気持ちを落ち着けるのも良いですね。運動をする、好きなことをする、音楽を聴くなど、工夫してみましょう。
ちょっとした運動から挑戦
介護の仕事は重労働で大変なこともありますが、休日には、仕事とは別に体を動かす取り組みを心がけてみるのも良いでしょう。毎日、ちょっとした体操やストレッチなどを取り入れてみるだけでも役立つほか、その場で水平に足踏みをするだけでも効果が得られることがありますので、隙間時間を活用した運動もおすすめです。
食事内容を工夫する
疲れていたり、ストレスがたまっていたりすると、好きなものを好きなだけチョイスしてしまう時もありますが、そんな時こそ、栄養バランスをきちんと考えて食事を用意することも大切です。
夜勤中に甘いものを食べ過ぎないように気をつけるなどしながら、食事のタイミングを変えられない時には、食事内容を変化させてみましょう。また、栄養ドリンクなどはカロリーが高めな場合もあり、体のためにと思っていたアイテムがちょっとした肥満の原因になっていることもありますので注意も必要です。
介護士の仕事には体力も必要になりますので、食べずに痩せようとすると、体力が衰えたり、体調を崩したりすることも。主食、主菜、副菜、などのメニューを意識して、タンパク質やビタミンなどのバランスを考えた食事をとりましょう。