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2016年07月07日

腰痛以外にもある?!介護士の職業病で気を付けておきたいのは?

腰痛に苦しむ女性

腰痛以外にも気をつけて「介護士の職業病」とは?

介護に携わる方全てが気をつけなければならないのが「体にかかる負担」です。介護士など、慣れた方でも体のあちこちを痛めてしまうのは珍しいことではありません。ましてや自宅で家族を介護している方などは、特に体を痛めてしまう確率が高いので要注意。最も痛めやすいのはやはり「腰」でしょう。介護士の方にとっても腰痛は、職業病のひとつともいわれています。

例えばお世話をする際に抱えてあげながら立ち上がるなど、とにかく腰に負担をかけやすいのが介護士の仕事です。力の入れ方をうまくいかせるよう工夫する、腰回りのストレッチなどを重点的に行うことでいくらか予防することが出来ますが、仕事中にサポーターをするなどして負担を軽減させることも大切です。実際に何か違和感を感じたりした場合は無理をせず、病院で診察を受けることもおすすめします。腰痛などは一度クセになってしまうとなかなか治りづらいからです。

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腕などにも大きく負担がかかるので気をつけて!

腰だけではなく、実は介護士の方が気をつけなければならないのは「腕」です。よく手を使う方に聞かれる症状ですが「腱鞘炎」というものを耳にしたことがある方も多いでしょう。介護士の方はこの腱鞘炎を患う方も決して少なくありません。筋肉の腱とと腱鞘がこすれることで痛みなど炎症を起こしてしまう症状ですが、これを予防する・悪化させないようにするためには出来るだけ手を動かさないこと、これが一番です。しかし仕事をするとなればそうも言ってられませんので、手首用サポーターをつけてみたり合間にストレッチを行うなどして手首のケアに力を入れていきましょう。

あとは普段の体の痛みというよりも、特に冬場などに発生する感染症にも注意が必要です。インフルエンザやノロウイルスなど、季節になると大流行することがあります。とくに高齢者向け施設などは、抵抗力が弱ってしまったお年寄りなどが集まっているため一度流行すると一気に職員まで拡大してしまう恐れがあります。広げさせないためにも出来るだけ手洗いうがいを徹底し、予防につとめることが大切です。予防接種など、出来る限りの対策は行うこと。これは利用者の方だけでなく、職員全体で取り組んでいく必要があります。

心に影響を与える職業病にも気をつけましょう

今までは肉体面においての職業病が懸念されましたが、実はこの他にも多いのが「心」に関する病気です。どうしても人と接する機会も多く、ちょっとしたことがキッカケになってトラブルへ発展してしまうことも稀にあります。そういったことやストレスなどが積み重なっていくと、憂鬱な気持ちになったり心のどこかに異常のサインが起こることがあります。これも今介護士の方が注目されている職業の一つといえるでしょう。

これを防ぐにはストレスを溜め込みすぎないこと、普段から自分を責めたり必要以上の責任感を背負わないよう気をつけることが大切です。心の問題は体が受けるダメージよりも深刻な場合が多いので、よりいっそうメンタル面には気をつけるようにしましょう。

介護士として働くために気をつけたいこと

以上のように、介護士として働くということはあらゆる職業病に遭遇する可能性が高いことがわかります。しかしこれは介護士だけでなく、働く以上すべての職業に言えることでもあります。大切なのは普段から体や心に負担をかけすぎないよう、ストレッチをしてみたり休息を取り入れて無理をしすぎないようにすることです。

ちょっとした対策を取り入れるだけでもかなりかわってきますので、是非毎日ちょっとしたケアを取り入れながら働いてみてください。自分の体がまず一番大切です。

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