2016年11月28日
転職面接で好印象な介護士って?面接官が採用するポイントを知っておこう
介護職というと、仕事がきつくて長続きしないブラックな職場をいうイメージを持ってしまう人が少なくないのですが、介護の仕事だからこその喜びを感じる瞬間はもちろんたくさんあります。他業種や他の施設からの転職の際に面接官に好印象を持ってもらうためには気をつけておきたいポイントがあります。
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志望動機は正直に自分の言葉で
介護の仕事に限らず、どうしてこの職場を選んだのかと言う志望動機は面接では定番の質問です。そのときに面接の攻略本にあるようなありきたりの受け答えではなく、この職場のこんなところに魅力を感じた、勤務条件が自分の希望に合っていたといった正直な気持ちを伝えるほうが面接官にとっては印象に残りやすいものです。
御社の将来性に期待できるので…といったあいまいなものよりも、何故この職場を選ぼうとしているか、この職場のどこが自分にあっていると思えるのかを、自分の言葉できちんと説明できるようにしておきましょう。
資格や得意分野は積極的にアピール
介護の仕事で他の施設からの転職の場合、以前の職場でどんな部分が得意で自分の強みなのかといったことは相手にわかりやすくアピールすることが必要ですが、気持ちが高ぶるあまり、あまりにも自分の得意分野などを長時間延々とアピールしてしまうようなことにならないように注意する必要があります。
採用する側としては豊富な経験や資格を持った人のほうがより魅力的だと思うのですが、度を越した自己アピールはかえってマイナスの印象をもたれてしまう可能性もあります。
まして転職ならば漠然としたものではなく、資格はどんなものを所持していて、これまでにどんな介護経験を持っていて、実際の介護の現場でこうした作業が得意だったというような体験談を交えて簡潔にアピールできるように準備しておくことがコツです。
苦手意識のあることもきちんと伝える
どんな人でも得意分野もあれば当然苦手分野もあるものです。得意分野はもう十分と思われるほど長々と説明できても、苦手分野はマイナスイメージに繋がるのではないかとほとんど挙げないというひともいます。でも、苦手な部分はあって当然で、仕事であれば苦手だからと言って避けて通れないことをきちんと理解していることが大切なのです。
自分としてはこういった部分は人よりも苦手意識があるけれども、こんな風に工夫をして乗り切っていきたい…といった前向きな表現にして、自分の弱点もあえて話に加えるほうが、自分には苦手分野は全くありませんという受け答えよりも現実的で好印象に映ることもあります。
ここで重要なのは苦手分野はあるけれど、自分なりに克服しますという姿勢を示すことです。間違ってもこれとこれは苦手なので、自分には出来ませんといった自分勝手な言い方にならないように注意しなければなりません。
仕事に対するやる気が感じられる受け答えをする事が最も大事
介護職は体力も知識もコミュニケーション能力も求められる仕事です。利用者とのかかわりの中で、時には理不尽な思いをすることも当然あります。大切なのはどんな仕事でも良いときと悪いときがあって、それでも前向きに取り組めるように気持ちを切り替えることです。
転職の際の面接でも、福利厚生や雇用条件などを面接の際に確認することはもちろん大切なことなのですが、仕事へのやる気が全く感じられず、勤務条件などばかりを熱心に確認してくるような印象を与えるようでは意味がありません。
はきはきと明るくわかりやすい話し方で、まずは仕事に対する積極性の感じられる受け答えを心がけ、自分が知りたいことは簡潔に相手にもわかりやすく質問できるように事前に準備しておくことが大切です。