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2017年01月24日

施設で周りと馴染めない利用者への対応方法!介護士が知りたい孤立の理由と対処

施設で周りと馴染めない利用者への対応方法!介護士が知りたい孤立の理由と対処

どんな集団でもその中にはいると、周りの人たちと中々スムーズな人間関係を築く事ができず孤立してしまいがちな人というのはいるものです。たとえば趣味のサークルであってもせっかく参加したのに友達も出来ず、誰にも話しかけられずにぽつんと過ごしてしまうという人はいるものです。高齢者のための施設の中でもそれはありがちなことで、施設などでなんとなく周りから浮いてしまっていたり、いつも部屋の端の方にぽつんと一人でいることの多い人というのはいるものです。

施設の中で孤立してしまう人によくありがちな特徴

高齢者に限らず、どんな年代の人でも集団の中で中々なじめないという人はいるものです。けれども高齢者が集まって生活する集団の中で中々なじめなかったり周りの人々から孤立してしまったり、とかく周りの人とトラブルを起こしがちな人にはいくつか特徴があります。もともと性格が内気で人見知りな性格の人にとって、今まで家族以外の人と接することがなかったような場合は他の利用者と積極的に仲良くなるのが難しい場合があります。

そして特に男性に多いのが、自分はまだこんな施設にはいる人間ではないと思っている人です。そういう性格の人というのは周りの利用者に対してどこか見下したようなものの言い方をしたり、なんとなく威張った感じがする話し方だったりする事が多いので、ほかの利用者からは煙たがられてしまいがちです。口調がいつも命令口調だったり、思い通りにならないと大声で怒鳴って威嚇するような人も居り、時にはそうすることで自分の存在感を示したいという希望の裏返しだったりするケースもあります。

施設への入居に対する抵抗感から孤立しているケース

介護が必要な状態になったとき、昔なら家族がその面倒を見るのが当然でした。けれども介護する側に大きな負担をかけることになり、現在では施設入居などの介護サービスを活用することで介護者の負担を減らすことが出来るようになりました。介護は家族にとっていつまで続くとも知れない骨の折れる仕事ですが、本人がどうしても施設に入居するのは嫌だと拒否するケースは少なくありません。

本人の意向を無視して無理やりに入居させてしまうなど対応が適切でないままにしておくと、入居後も周りの人とは上手くなじめず孤立してしまいがちになってしまうことに繋がります。本人が入居を拒んでいるような場合、いきなり入所させずに、たとえばショートステイやデイサービスなどの利用からはじめるなど、集団生活に少しずつなじめるように徐々に進めてゆくことも有効です。

今でも施設に入居することを姥捨て山のようなイメージで捉える人は少なくないため、家族に協力を依頼し、家族も利用者本人の事を大切に思っていて、けして捨てたわけではないのだということを時間をかけて伝えてゆくようにすることで、問題が解消することも考えられます。

利用者を孤立させずに周りとのトラブルも予防するために気をつけたいこと

施設入居を捨てられたと思ってしまうと、中々周りの人にもなじめずにいることがあります。家族が頻繁に面会に来てくれるなどの心ある対応で本人が納得することもありますが、中々そうした恵まれた人ばかりではないことも多く、それでも本人が施設が自分の居場所なのだと安心できるように配慮することで、少しずつ周りの人にも心を開いてゆくケースもあります。

高圧的でトラブルばかり起こす人は自分がかつてはどれほど偉かったかと言うことを誰かが聞いてくれる事がとても大切です。認知機能の低下している人の場合、時には現役時代の役職で呼んであげたり、部下の役目を演じてあげるなど、利用者の気持ちが少しでも安定するように様々な工夫をしている施設もあるようです。高齢者と言っても性格は人それぞれです。周りと上手くいくための方法もそれぞれに異なるのですが、誰かが自分の話に耳を傾けてくれることで、安心感を感じて対人関係のトラブルが減るという人は少なくありません。

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