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2016年09月01日

ターミナルケア入門!看取り介護のマニュアルで知りたい内容や流れ、大切なこと

ターミナルケア

近年、人生の最期を過ごす場所に老人ホームなどの介護施設を選ぶ高齢者が増えています。利用者の最期のときを担当する「ターミナルケア」に対して、不安を抱えている介護職員も多いのではないでしょうか。看取り介護の流れや、看取り介護を行うにあたって大切なことをまとめてみました。

関連:看取りケアで介護職員が押さえておきたいポイント!ケアの前に知っておきたいこと

ターミナルケアとは

「ターミナルケア」と聞くと、「利用者が死ぬまで世話をすること」のように感じますが、ただ単に身の回りのお世話をするわけではありません。利用者が望む最期の瞬間を迎えるために、それを全力でサポートすることです。その人が、その人らしく生き、その人らしい最期を迎えるための支援、とも言えます。終末期をどのように過ごし、どのように死を受け止めるかは、考え方が人それぞれ異なるため、利用者と家族の考えを確認する必要があります。

看取りケアの流れ

終末期医療では利用者の状態に応じて段階が設定されています。

適応期

ターミナルケアを考える最初の時期にあたります。利用者や家族の要望・気持ちを聞き取り、最期の時の対応や連絡方法なども話し合います。施設の医療形態などの説明も行いますので、ターミナルケアに対する理解を深める時期とも言えますね。

安定期

利用者が最期のときに対してどのように考えているのかを明確にしていきます。段階後進むごとに利用者や家族の要望は変化していくので、最大限受け入れることができるよう柔軟な対応が必要です。

不安定・低下期

利用者の体が衰弱し、死が近づいてくる時期となり、利用者にも家族にも、心構えが必要になってきます。現状の利用者の状態や、今後のターミナルケアについて説明を行い、家族の判断を確認していきます。本人の意思を尊重する時期でもあるため、利用者の体調に応じて好きな食事を出したりもします。

看取り期

手を尽くしても回復が見込めない時期に入ると、施設でできる手当やターミナルケア計画書への同意、利用者が会いたい人への連絡などを行います。亡くなったときの連絡や衣装など、お葬式の相談も行います。

看取り

最期のときは、家族に看取られて過ごせるよう手配しましょう。亡くなられたら、エンゼルケアを行います。死亡届の作成や、必要に応じて葬儀会社への手配などを行う場合もあります。

看取り後

遺族への支援もターミナルケアの一環となります。遺留金品の引き渡しや荷物の整理、相談対応などを行います。お葬式に介護職員も参列するなど、遺族に対してのケアも必要です。

ターミナルケアのポイント

ターミナルケアでは、これまで通りのケアに加え、写真や花などで居心地の良い環境を作るなど、利用者が最期まで心地よく過ごせるよう配慮しなければなりません。また、死が目前に迫ると利用者の心身も不安定になってくるため、心のケアも必要になってきます。意識的にスキンシップや声掛けを行い、利用者の不安を取り除くよう努めましょう。終末期に入った利用者が、施設で安らかに過ごせるように精一杯のケアをすることが、利用者が安らかな時を過ごすお手伝いになるんですよ。

利用者と家族が納得のいく形で最期を迎えられるよう、要望を極力叶え、安心感を与えるケアを続けることがとても大切です。

看取りのあとは自身のケアも

毎日共に過ごした利用者の「死」を受け入れるのは、スタッフにとっても大きな衝撃ですよね。喪失感を感じてしまうスタッフも少なくないと思います。看取りの後の時間を落ち着いて過ごせるよう、スタッフ同士で気持ちを共有する時間を持つ施設も多いようです。必要であれば専門家にアドバイスを受けるのもいいかもしれませんね。利用者を安らかに見送るためにも、介護職員も安らかな心でいられるよう心がけましょう。

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