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2016年09月01日

看取りケアで介護職員が押さえておきたいポイント!ケアの前に知っておきたいこと

看取りケア

近年、人生の最期を過ごす場所に介護施設を選ぶ人が増えています。利用者の終末期に関わる「看取りケア」に携わる介護職員も少なくないのではないでしょうか。今回は、看取りケアで介護職員が押さえておきたいポイントをまとめてみました。

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看取りケアとは

「看取りケア=死の瞬間までお世話をすること」なんて思っていませんか?本来の看取りケアは、その人自身が望む最期の瞬間を迎えるためのケアなんです。安らかで充実した終末期を過ごしてもらえるよう、終末期の栄養補給法や緊急時の対応などについて利用者や家族の希望を事前に確認する施設がほとんどです。

看取り介護のポイント

看取りケアを行う上で大切なことをピックアップしてみました。

栄養と水分補給について

利用者の食事や水分摂取量、浮腫や尿量、排便量など、これまでと同様に確認を行います。段階が進むにつれて食事量の減少、嚥下能力の低下が表れますので、食事の形状や量に細心の注意が必要です。利用者の身体状況に応じて、好きな食事を提供するようにしましょう。

清潔

これまで通り、清潔保持と感染予防に努めます。利用者の身体状況に応じ、可能な限り入浴や清拭を行いましょう。入浴を楽しみにしている利用者には、短時間でもできるだけ入浴できるように補助をするなど、できるだけ利用者や家族の希望に添うように心がけることが大切です。

身体苦痛の緩和

終末期が進むにつれて栄養状態は悪くなり、寝たきりでいると褥瘡(床ずれ)が起きやすくなります。日常的なケアに加えて、痛みの緩和なども適切に行う必要があります。また、呼吸状態の悪化によりチアノーゼを起こすと、身体の末端から冷えていきます。血液の循環を良くするため、足元を温めるなど意識をしましょう。

精神面の苦痛の緩和

死が近づいてくると、利用者の気持ちも不安定になってきます。手を握る、体をさするなど意識的にスキンシップや声掛けを行い、利用者の不安を取り除くよう努めましょう。家族や親しい人と共有の時間がもてるよう配慮するのも効果的ですよ。写真、花、好きな音楽などで居心地の良い環境をつくることも大切です。

家族への対応

利用者の身体状況や精神状況、介護内容について、家族には詳しく説明しておく必要があります。常に変化していくため、定期的に家族の意向も確認し、意向に沿った対応を行います。こまめな説明や相談は、家族の精神面のサポートに繋がりますよ。

死亡時の援助も

医師によって死亡が確認された後は、エンゼルケアを施します。必要に応じて葬儀の連絡や調整、遺留金品や荷物の整理、相談対応なども行います。残された家族への支援も、看取りケアの一環なんですよ。

看取りケアにあたる介護職員に求められること

利用者が最期まで安らかであるために、サポートに徹するのが介護職員の役目となります。利用者や家族から希望を伝えてもらえるよう、しっかりと信頼関係を築き、寄り添うことが大切です。何をいつ行ったらよいかという適切な判断や配慮、介護に関する専門的な知識と技術も必要であり、柔軟で丁寧な対応が求められるでしょう。

スタッフ自身のメンタルケアも必要

毎日をともに過ごした利用者を見送り、「死」を受け入れる必要があるため、スタッフ自身のメンタルケアも必要となってきます。看取り後のカンファレンスでは、スタッフ同士で気持ちを共有する時間を持つ施設も多いんですよ。必要であれば専門家にアドバイスを受けるなどして、看取り後の時間を落ち着いて過ごせるようにしていくことが大切です。

最後に

看取りケアの仕事に不安を感じる人も多いと思います。しかし、不安を感じる必要はありません。看取りケアは、介護職員だからこそ立ち会える、厳粛で特別な仕事です。利用者への看取りケアは、自分の人生を見つめなおすきっかけにもつながりますよ。

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