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2016年02月22日

「腰痛」「早食い」「喉の痛み」など保育士の職業病と対処法まとめ

「腰痛」「早食い」「喉の痛み」など保育士の職業病と対処法まとめ

「腰痛」「早食い」「喉の痛み」といった辛い職業病。保育士の方なら一度は経験したことがあるでしょう。これを放置しておくと他の症状を引き起こしたり、悪化して大変なことになる可能性もあるので、対処法と共にいくつか解説します。

参考:働きがいは何?!保育士として働くメリット&デメリット

保育士の職業病と対処法について

保育士は中腰などの低い姿勢を続けたり、膝をついたり、また子どもを抱きかかえたりという動作が非常に多くなります。さらに、常に子供たちが安全に過ごせるよう、周囲に目を向け、何かあれば大きな声を出すことになります。当然、保育士ならではの職業病がありますが、ほとんどの人は初期の段階では忙しさにかまけて適切な処置をせず放置してしまい、症状が悪化してから辛い思いをするのです。最初は「ちょっと違和感がある…」くらいの症状ですが、そこで対処しておけば大きなトラブルにもなりません。保育士の職業病を覚えておけば、早い対処ができますよ。

腰痛

保育士は小さな子供を抱きかかえたり、おんぶをしたり、腰を曲げて一緒に遊んだり、なかなか腰にくる作業が多め。この他にも子供を寝かしつけたり、長時間抱えることもあるでしょう。そんな原因から腰痛に陥りやすく、子供の体重もそれなりにあると、かなり辛く腰を痛めてしまいます。

そんな腰痛でお困りの方は、少しでも筋肉をつけておくと腰痛の辛さが変わってくるでしょう。たとえば腹筋や背筋など、こういった筋肉がしっかりしていれば腰を支えることができるので、腰の痛みを軽減することができます。腰の痛みを感じた後でも軽くストレッチをして筋肉を鍛えていけば、自然と解消も早くなります。これと同時に、常に背筋を良くし、座ったり立ったりするときは体を曲げないように心がけることも重要です。こういった些細なことで腰痛は改善しますので、日常生活に取り入れてみてください。

早食い

早食いは保育士ならではの職業病かもしれません。どうしても子供の面倒を見ながら給食を食べることとなるので、サッと食べてしまいがち。小学校などと違って食事中も子供はウロチョロしてしまうことも多く、すぐに食べ終えないと何を始めるか分かりません。しかし、早食いによって噛まずに食べ物を飲みこんでしまうと、消化活動が大変で胃に負担をかけてしまいます。そのため、長期間の早食いは胃を痛めてしまうのです。

そんな早食いの対策としては、とにかくゆっくり食べることを意識すること。子供の面倒を見ながらの時は仕方ありませんが、せめて夕食やオフの日はゆっくりと食べてみてください。保育士の場合は早食いが癖になっていることもあるので、これは意識しないといけません。

喉の痛み

日頃から子供たちと歌ったり、大声を出して子供たちを集めたり、何かと喉を酷使しがちな保育士は喉の痛みを訴えることもしばしば。これを放置しておくと次第に声が出なくなり、仕事へと影響が出てしまうことも考えられるので、早めに対策をしておきましょう。基本的にはうがいをきちんとして、のど飴を舐めるようにすれば大丈夫。これに加えて寝る時にマスクをすれば完璧です。特に冬場は乾燥も相まって喉の痛みが酷くなることもあるので、そんな時には加湿器を設置するのもひとつの手でしょう。

膝の黒ずみ

保育所で相手にする子供は非常に身長も小さく、正座をしたり立膝で接する機会も多いでしょう。そんなことを続けていくうちに膝はズボンとこすれ合い、徐々に肌が硬く、黒くなってしまいます。一度黒ずみが出てしまうと対処が大変とされる職業病でもあるので早めの対処が必要とされます。これについては市販で黒ずみや肌の硬化をおさえてくれるケア用品が販売されていますから、それらを購入して自宅で毎日ケアをするといいでしょう。あまりに酷いと痛みが起きる場合もありますので注意してください。

膝や足の甲が硬くなる

黒ずみ同様、皮膚が角質化して硬くなり乾燥も強くなる「角化」が起こることもあります。立ち膝や床の上で正座をすることが多い保育士は、若い人でも膝や脚の甲が硬くなってしまうのです。できるだけ膝をついたり正座をしたりするのをやめればいいのですが、そうは言っていられませんから、欲しくケアをするなどのケアをすることでずいぶん症状が緩和するはずです。

髪の日焼け

園児と一緒に外に出る機会の多い保育士は、どうしても髪が日光にさらされてパサパサになってしまいます。顔の日焼け止めは塗っていても、髪のUVケアは忘れがちなので、髪をアップにして帽子をかぶったり、髪用の日焼け止めを使ったりして日焼けを防ぐようにしましょう。また、保湿効果のあるシャンプーやコンディショナー、トリートメントも大切です。定期的に美容室でトリートメントをするのも効果的です。

膀胱炎

女性の保育士さんに圧倒的に多いのが膀胱炎です。保育中は自由にトイレに行けないこともあり、つい我慢してしまうこともあるでしょう。慢性的にトイレを我慢している状態なので、膀胱炎になってしまう人が非常に多いのです。できるだけトイレに行くタイミングを見極め、あまり我慢しないようにしましょう。保育士同士、円滑な関係を築いておくことで、お互いに協力していくこともできるはずです。違和感を覚えたら、すぐに医療機関を受診することも大切ですよ。

自律神経失調症

こちらは自律神経のバランスが崩れることで生じる職業病。主にストレスが原因とされています。症状としては、立ちくらみやめまい、息苦しさなどが代表的で、発展すると不眠に繋がることもあるのです。自律神経失調症が長く続くと様々な症状から子供と接するのが辛くなってしまう場合もあります。対処方法としては原因であるストレスを解消するのが一番。お風呂にゆっくりと使ってリラックスしたり、休日は友人とカラオケに行ったり、たまには保育士であることを忘れて思いっきり羽根を伸ばしましょう。

参考:実はうつになりやすい?保育士が鬱病になりやすい原因と対策方法

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