2016年02月25日
保育士にとってメリットは違う?認可園と認証園のちがいについて
保育士にとって職場選びの基準となる認可園と認証園。今回はこれらのちがいについてまとめてみたので、保育士の方は就職の際に役立ててみてください。
認可園とは
認可園というのは、各都道府県の知事に認められた保育園のこと。主なメリットとしては規模が非常に大きく、働いている保育士の方も多いので勉強になるということでしょう。やはり規模の小さな保育園の場合、常に同じ人の働きを見ることとなり、視野が狭まってしまいます。それに対して職員が多ければ、そのやり方の中から自分に向いているものを選択できます。
さらに、認可園の方が研修などの制度も充実しており、保育士駆け出しの場合は学べることが多いでしょう。古くからある保育園もあり、新人を育てる準備が整っているのです。これに加えて認可園の方がキャリア的に有利な場合もあり、将来的に上を目指す人にはおすすめと言えるでしょう。
参考:園長になりたいなら転職も視野に!保育士がキャリアアップして園長になるには
認証園とは
認証園とは東京だけが採用したもので、認可園よりも規模の小さいものを指します。さらに、2歳までの子供が半分以上を占めていることも条件なので、必然的に小さな子供が少人数といった感じです。そのため、1人1人と向き合いながらお世話がしたいという方は、認証園の方が向いているかもしれません。これに加えて、認証園は保護者が納得したうえで申し込むので、トラブルに繋がることも少なく、保護者と円滑なコミュニケーションが可能です。
これら2つの園にはこういった違いがあり、メリットも変わってきますので、自分がどちらに向いているか考えてから職場を選択しましょう。